免責事項
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Tripowin Piccoloの概要
こんな人におすすめ
- 明るい中域が好き
- 解像度重視
- 透明度重視
- 高域に敏感
基本スペック
- 周波数特性:20Hz-20kHz
- インピーダンス:31Ω
- 感度:106dB±3dB
- コネクタ:0.78mm 2pin
- 価格帯:3000円~5000円
- パッケージ:8.0/10.0
- ビルドクオリティ:9.0/10.0
- 装着感:8.5/10.0
- 高域:8.5/10.0
- 中域:10.0/10.0
- 低域:9.0/10.0
- 歪みの少なさ:9.5/10.0
- コストパフォーマンスボーナス:11.5/10.0
長所
- 良好なサウンドバランス
- 優れた原音忠実度
- 優れた質感
- 優秀な解像度
- 透明でクリアな中域
- 中域への適切なフォーカス
- 良好なレンジ感
- スピーカー的な定位感
短所
- ディテールの不足
- 輝度の不足
- 低域は量と深みで低域マニアを満足させる水準にはないと思われる
Tripowin Piccoloの特徴
- 第3世代LCP振動板を採用し、より薄く、よりレスポンスの良い、高音の伸びとトーンバランスの良いダイナミックドライバーです。
- 低音の力強さと存在感、中音の自然な響き、高音の心地よさと伸びやかさなど、あらゆるジャンルの音楽に対応するバランスのとれたサウンドを実現するため、トーンスタンダードを変更し、チューニングを施しています。
- ケーブルは、歪みのない透明感のあるサウンドを実現する高純度OCC銅を使用した着脱式2ピン0.78mmケーブルで、簡単にケーブル交換ができるため、イヤホンの寿命を延ばすことができます。
- Piccoloに採用されているLCP振動板は、ポリマーフィルムシートを結晶化・架橋させるという徹底した加工を施し、ケブラーに使用されているものと同様の素材を利用しているため、振動板の応答性に優れ、全高調波歪みが少なく、高音域の刺さり感を除去しています。
Tripowin Piccoloは、第3世代の液晶ポリマー(LCP)ダイアフラムを搭載したダイナミックドライバーの最新の進歩を採用しています。LCPは、その名の通り、ポリマーフィルムシートを集中的に加工し、ポリマーを結晶化・架橋させることで形成される固体材料です。
TripowinのLCP振動板は、ケブラーに使用されている材料と同じ工程を経ています。従来、LCP振動板は過渡速度が速いため好まれていましたが、解像力が低く、高音のシビランス(歯擦音)がきついという欠点がありました。最新世代のLCP振動板は、同じ密度を保ちながら、厚さ数十マイクロメートルの薄型化を実現しました。これにより、全高調波歪みを抑えながら、振動板の応答性をさらに向上させることができました。
このため、高音域の伸びやかさを効果的に実現し、高音域の刺さり感を除去しています。また、前世代のドライバーと比較して、全体的な音響分解能とトーンバランスがさらに向上しています。
バランスの取れた音
Piccoloは、修正された音色の基準に従ってチューニングされています。低音はサブバス領域までよく伸び、300Hzまで8dBの強さを保っています。これにより、中音域の自然な音色を損なうことなく、低音のパワーと存在感を十分に発揮しています。中音域はニュートラルで、楽器やボーカルを色付けすることなく、モニターのようにリアルなボディを表現します。高音域は、音色のバランスを整えるため、人間の耳の骨格に合わせた補正が施されており、心地よく伸びやかな高音域を実現しています。Piccoloの自然なトーンバランスは、どんなジャンルの音楽にも最適です。
着脱式高純度ケーブル
ピッコロには、着脱式の2ピン0.78mmケーブルが標準装備されています。ケーブルは高純度OCC銅で構成されており、歪みのない透明なサウンドを提供することができます。また、このケーブルはイヤホンの寿命を延ばし、将来的に同様の2ピンケーブルに交換することができます。
Tripowinについて
Tripowinでは、最新かつ最先端のドライバー技術を駆使し、驚異的なオーディオパフォーマンスを低価格で提供することを目的としています。妥協のないドライバーの品質とエンジニアリングの経験に重点を置くことで、私たちは国際的な賞賛を集める数々のオーディオソリューションを作り出してきました。オーディオマニアのコミュニティと密接に連携し、私たちは常に信じられないような音を出す最高のイヤホンを作るために努力しています。それは、懐具合に負担をかけない、最高のオーディオです。
パッケージ(8.0)
パッケージは価格の標準を満たしています。
パッケージ内容
- イヤホン本体
- イヤーピース
- 説明書など
- 「シュタインズ・ゲート」ほか科学ADVシリーズのシナリオライター林直孝が原作・脚本を手掛け、実力派スタッフが集結したオリジナルアニメーション「プラスティック・メモリーズ」(2015年4月放送開始)。
- 話題作のED主題歌がリリース。
- 歌唱アーティストは、本作が15枚目のシングルとなる今井麻美。
- カップリングにはPS Vitaソフト「白衣性愛情依存症」オープニングテーマ「Sunny Place」、PS Vitaソフト「クロガネ回姫譚‐閃夜一夜‐」オープニングテーマ「クロガネ」を収録!
- 今井麻美フォト満載のブックレット仕様
- ジャケットは今井麻美撮りおろし写真を使用! !
ビルドクオリティ(9.0)
ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。
装着感(8.5)
装着感は良好です。
メジャーデビュー後、4枚目となるオリジナル・アルバム。
7月より放送開始となったTVアニメ「天狼 Sirius the Jaeger 」(シリウス)のオープニングテーマ「シリウス」、1月より放送されたTVアニメ「博多豚骨ラーメンズ」のオープニングテーマ
「ストレイ」を収録! また収録曲のリードトラック「Blood and Emotions」は、「ストライク・ザ・ブラッドIII」のオープニングテーマに決定!
音質
HATS測定環境
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
- マイクプリアンプ:Type4053
- 小野測器 SR-2210 センサアンプ
- 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
- 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
カプラー測定環境
- Type5050 マイクアンプ電源
- Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
- オーディオインターフェース:MOTU M2
アナライザソフト
- TypeDSSF3-L
- Room EQ Wizard
REW周波数特性
Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。
当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。
周波数特性(RAW)
周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス
測定値は有料記事をご覧ください。
オーディオステータス
制動
Tripowin Piccoloはアンプの出力インピーダンスの影響をほとんど受けません。
測定値は有料記事をご覧ください。
ANTELOPE AUDIO(アンテロープオーディオ)は、20年以上に渡りハイエンドのデジタルオーディオクロックやAD/DAコンバーターを手がけるメーカーです。プロフェッショナルが認めるクリスタル・マスタークロックを始めとする独自技術により、完璧なクロッキングを実現。レコーディングスタジオやプロエンジニア、プロミュージシャンはもちろん、オーディオファンからも高い支持を集めています。
音質解説
今回は標準イヤーチップ Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。
Tripowin Piccoloはニュートラルを意識した中域充実系のサウンドシグネチャーを持っています。
レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。
- 原音忠実度:自由音場補正済み周波数特性に基づく判定値。どれだけフラットスピーカーの音(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実][S+が最も原音忠実]
- 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
- 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
- クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
- イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]
これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。
低域(9.0)
- 原音忠実度:S
- 臨場感:B
- 深さ:B+
- 重み:B+
- 太さ:B+
- 存在感:B
Tripowin Piccoloの低域はかなり直線的ですが、深さは少し物足りません。
ドラムキックは重みもあり、インパクトがありますが、やや浅く、ランブルは弱めで臨場感はいまいちです。
エレキベースはそれなりに引き締まっているものの、深さは物足りず、若干明るい雰囲気で聞こえます。
バランス的にはよく中域と釣り合っていますが、低域好きを満足させられるかというと、おそらく少し物足りないでしょう。
中域(10.0)
- 原音忠実度:S-
- 厚み:B+
- 明るさ:B+
- 硬さ:B+
- 存在感:B
Tripowin Piccoloの中域はほぼ完全なニュートラルに近いバランスになっています。透明度と解像度の両面で非常に優れており、中域単体で見ると非常によくできていると言えるでしょう。
ただし、中域中心部の明度がやや強調されすぎる傾向があり、若干ギンギンするようなギラツキ感を感じやすく、いわゆるTinnyサウンドに少し傾いています。
そのせいでギターエッジが滲んで聞こえる感じがあったり、ボーカルがギャンギャン吠えたように聞こえたり、ピアノがやや調子はずれに、ホンキートンクな雰囲気で聞こえたりする傾向があります。音源や音量次第ではありますが、引き締まりが悪いせいで中域が少しうるさく聞こえる場面が多いかもしれません。
この問題の原因は実際には中域よりは高域にあります。Tripowin自身が述べているように、Piccoloでは高域の刺さり感をとくに集中して抑えた構造になっていますが、それが輝度に不足をもたらし、ディテールや輪郭を物足りなくさせているだけでなく、中域の引き締まりを悪くしてしまっています。単体としてはかなり良い出来なので、これは非常に惜しいですね。
高域(8.5)
- 原音忠実度:A-
- 艶やかさ:B+
- 鋭さ:B
- 脆さ:C
- 荒さ:D+
- 繊細さ:D+
- 存在感:C
Tripowin Piccoloの高域はブランド自身が述べているように全体的にエネルギーが抑えめです。そのため、ディテール再現度は若干物足りず、輪郭描写力も少し不足気味です。
繊細さは少し物足りず、シンバルクラッシュも爽快感のある広がりよりはギラツキが目立つ形で聞こえます。音像一貫性はかなり良好なので、バイオリンや木管の倍音は自然に伸びていますが、細かなダイナミズムが聞こえるというイヤホンではありません。
高域に敏感な人には比較的安全です。
定位/質感
- 質感の正確性:S+
- 定位の正確性:C-
- オーケストラのテクスチャ:B+
- 雅楽のテクスチャ:B
定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。
- オーケストラ:Berliner Philharmoniker and Rafael Kubelik「Dvorak: Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World” – IV. Allegro con fuoco」(「Dvorak: The 9 Symphonies」)[リファレンスイヤホン:AKG N5005]
- 雅楽:宮内庁楽部「越天楽」(「雅楽~平安のオーケストラ」)[リファレンスイヤホン:final A3000]
オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。
この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。
Tripowin Piccoloは低価格で最も透明度が高いイヤホンの一つであり、中域の立体感と質感の再現度において非常に高い満足度を与えてくれ、さらにレンジ感の面でも優れているため、スケール感でも不足はほとんどありません。
全体の音像一貫性もかなり良いため、とくにバイオリンや木管は比較的直立して伸びていますが、細やかさに欠け、低域でも重厚感が不足するのが物足りなさを感じさせるでしょう。中域の音像の引き締まりが悪いので、分離感が少し悪く、少しごちゃごちゃするのも気になるところです。
雅楽も同様です。和音のあたりで音が滲み、引き締まりが悪いため、うるさく聞こえがちです。こちらはクリティカルポイントなので、フルオーケストラより不快に感じるかもしれません。抜けが良いので目立たないのが幸いです。
音場/クリア感/イメージング
- 音場:B+
- クリア感:A+
- イメージング:A-
- 高域:S-
- 中域:A
- 低域:B-
低域の深さは標準より少しに物足りず、中域は比較的前面におり、高域の高さは標準かわずかに物足りません。
クリア感は価格の水準からすると、抜群に近いです。
イメージング性能は価格を考えると抜群に近く、ハイエンド並みです。中域の解像度が高いですね。
音質総評
- 原音忠実度:A+
- おすすめ度:A
- 個人的な好み:A
Tripowin Piccoloはかなり低価格なシングルダイナミックドライバーのイヤホンですが、オーディオスペックは一般にハイエンド以上です。全体のチューニングも非常に滑らかに仕上げられており、音像一貫性に優れているのも美点です。
金属筐体というデザイン上の理由からも、ライバルは明らかにTinHiFi C2です。
TinHiFi C2に対してPiccoloはオーディオスペックで一段上の水準を実現していますが、全体のチューニング、とくに中域ではC2は多くの人にとって聴覚上の理想形に近いため、それに比べるとPiccoloはだいぶ劣ります。C2とPiccoloでは、C2のほうが総合的には1段から2段優れていると言えるでしょう。
それでも率直に言ってPiccoloは完成度が非常に高いイヤホンであり、高価格でも稀なほど優れています。左右差も少なく、歪も非常に低く抑えられており、TripowinがPiccoloをかなり作りこんだのは測定値から窺えるので、良いイヤホンであることは間違いありません。C2よりまろやかな音に聞こえるとは思えるので、高域に敏感な人にはC2よりもっと安全でよいと思える可能性もあります。
音質的な特徴
美点
- 良好なサウンドバランス
- 優れた原音忠実度
- 優れた質感
- 優秀な解像度
- 透明でクリアな中域
- 中域への適切なフォーカス
- 良好なレンジ感
- スピーカー的な定位感
欠点
- ディテールの不足
- 輝度の不足
- 低域は量と深みで低域マニアを満足させる水準にはないと思われる
良好なサウンドバランス
優秀な解像度と原音忠実度
透明でクリアな中域
レコーディングシグネチャー
レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。
レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。
参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition + Loxjie D30を使い、レコーディングにはAntelope Audio Amariを用いています。イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
- マイクプリアンプ:Type4053
- Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
- Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
- オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
- レコーディングソフト:Audacity
ハイエンド音質を求めるホームオーディオユーザーのために、AMÁRI はリファレンスグレードの AD/DA コンバーター、最大 24-bit 384 kHz 変換と DSD 128 をサポート。使いやすいインターフェースと Antelope の代名詞となったクロッキングを提供します。他のオーディオファンコンバータとは異なり、AMÁRI は、ヘッドフォンのメンブレーンウェイト補正として機能する、ご自身で抵抗値を選択できる 2つ のヘッドフォン出力を備えています。
- 8つの DAC を実装した「独自アーキテクチャ構造」を採用、驚異の ダイナミックレンジ 138dB DA 変換を実現
- デュアル ADC 構造 による、リファレンスグレードの ダイナミックレンジ 128dB AD 変換を実現
- 独立した デュアル DAC 構造 を採用した独自のヘッドフォン出力を搭載。(XLR バランス出力も可能)
- ヘッドフォンアンプは 17 Step の可変インピーダンス機能 を搭載、どんなヘッドフォンも完全に制御可能
- Antelope Audio の代名詞、64-bit Acoustically Focused Clocking (AFC) jitter management technology 採用
- 最大 384kHz/24-bit または DSD 128 に対応、ハイレゾや DSD 音源再生機として最高のポテンシャルを発揮
浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)
- 原曲(-23LUFS)
- Tripowin Piccolo
- TinHiFi C2
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
- 原曲(-23LUFS)
- Tripowin Piccolo
- TinHiFi C2
Formidable Enemy
- 原曲(-23LUFS)
- Tripowin Piccolo
- TinHiFi C2
総評
Tripowin Piccoloは全体的に高い透明度と解像度を実現し、原音忠実性が高く、中域に適切にフォーカスして音像一貫性の高い音楽を聴かせることができる、非常に優れたイヤホンです。オーディオスペックはハイエンド並みであり、価格を考えると、ビルドも含めて非常によくできており、かなりおすすめできる機種と言えるでしょう。しかし、問題は強力すぎるライバル、TinHiFi C2の存在であり、サウンド面はほとんどの点でPiccoloの上位互換となってしまっており、Piccoloは非常に分が悪い勝負を挑まされていると言えるでしょう。
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