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Tripowin Cencibelの概要
こんな人におすすめ
- ソリッドでかっつりした音が好き
- 明るい音が好き
- イヤホンの見た目重視
基本スペック
- 再生周波数:20-20000Hz
- インピーダンス:30Ω
- 感度:107dB
- ピンタイプ:2pin 0.78mm
- 価格帯:5000円~10000円


- パッケージ:8.0/10.0
- ビルドクオリティ:8.5/10.0
- 装着感:9.0/10.0
- 高域:7.5/10.0
- 中域:8.5/10.0
- 低域:9.0/10.0
- 歪みの少なさ:8.5/10.0
長所
- クリアなサウンド
- ソリッドなサウンド
- 明るい
- 良好な解像度
短所
- 高域の拡張性で物足りない
- シャウティに聞こえやすいボーカル
- キンキンして聞こえやすい
- ディテールに欠ける
- 固すぎる音で聴き疲れやすい

Tripowin Cencibelの特徴
- 一貫性のあるサウンド
- バランスのとれた音色の特徴
- 3D設計・構造
- 着脱式ケーブル
Tripowinについて
Tripowinは、最新かつ最先端のドライバー技術を駆使し、低価格で驚異的なオーディオパフォーマンスを実現することを目指しています。妥協のないドライバーの品質とエンジニアリングの経験に焦点を当て、国際的な賞賛を集める数々のオーディオソリューションを生み出してきました。オーディオマニアのコミュニティと密接に連携しながら、私たちは常に価格を超えた最高のサウンドを創造するために努力しています。それは、お財布に負担をかけない素晴らしいオーディオです。

一貫性のあるサウンド
マルチドライバーのイヤホンは、質感や音色にばらつきがあるという欠点があります。Cencibelは、ダイナミック型ドライバーを1基搭載することで、全帯域で均一なサウンドを実現しています。新開発の第一世代9.8mmNCG(ナノカーボングラフェン)振動板を採用し、サブベースから超高音域まで、きめ細やかでパワフルなダイナミックレンジを実現しています。また、音色のバランス、再生される音楽の一音一音の豊かさなど、音のまとまりを実感していただけます。

バランスのとれたサウンドシグネチャー
Cencibelの音は、パワフルできめ細かいと表現することができます。Cencibelは、20Hz以下の可聴帯域でも力強い低音のインパクトがあり、耳で感じられるようなランブルを実現します。中音域は弦楽器やボーカルの質感を際立たせるような豊かな表現力を持っています。高音は人間の外耳道の音感に合わせてチューニングされているため、Cencibelはきめ細かく、それでいてまったく自然なサウンドを実現します。

3D設計・製造
Cencibelは、完璧なチャンネルマッチングを実現し、ユニットのばらつきを抑えるために、ほぼすべての部分がソフトウェアエンジニアリングと3Dプリントによって設計されています。Cencibelの音響キャビティはダイナミックドライバーを中心に構成されており、イヤホンユニット間のアンバランスを完全に排除しています。さらに、ドライバーチャンバーの内側に微細な溝を設け、低域のチューニングを行いました。シェルデザインは、ソフトウェアと物理的な金型鋳造の両方によって、驚くほど快適で人間工学に基づいた形状を実現しました。シェルは医療用樹脂を使用した高精度な3Dプリンティングによって作成されています。

着脱式ケーブル
Cencibelは、3.5mmプラグに終端する着脱式の2ピンケーブルを採用しています。このケーブルは、Cencibelを長く使うために他のケーブルと組み合わせることができ、また、さまざまなオーディオ機器のケーブルプラグのニーズに対応することができます。


高忠実度ダイナミックドライバーIEM
マルチドライバーのイヤホンは、質感や音色にばらつきがあるという欠点があります。Cencibelは、ダイナミック型ドライバーを1基搭載することで、全帯域で均一なサウンドを実現しています。新開発の第一世代9.8mmNCG(ナノカーボングラフェン)振動板を採用し、サブベースから超高音域まで、きめ細やかでパワフルなダイナミックレンジを実現しています。また、音色のバランス、再生される音楽の一音一音の豊かさなど、音のまとまりを実感していただけます。
パッケージ(8.0)

パッケージは価格の標準を満たしています。紙製で簡単に処分できるのはいいですね。
パッケージ内容
- イヤホン本体
- イヤーピース
- キャリングケース






ビルドクオリティ(8.5)

ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。
フェイスプレートが美しいです。







装着感(9.0)

装着感は良好です。



音質
HATS測定環境
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
- マイクプリアンプ:Type4053
- 小野測器 SR-2210 センサアンプ
- 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
- 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
カプラー測定環境
- Type5050 マイクアンプ電源
- Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
- オーディオインターフェース:MOTU M2
アナライザソフト
- TypeDSSF3-L
- Room EQ Wizard
REW周波数特性
Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。
当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。
周波数特性(RAW)

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス
測定値は有料記事をご覧ください。

オーディオステータス

※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。
制動
Tripowin Cencibelはアンプの出力インピーダンスの影響をほとんど受けません。
測定値は有料記事をご覧ください。

音質解説
今回は標準イヤーチップ Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。
Tripowin Cencibelは中高域が強調されたサウンドシグネチャーを持っています。
レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。
- 原音忠実度:自由音場補正済み周波数特性に基づく判定値。どれだけフラットスピーカーの音(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実][S+が最も原音忠実]
- 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
- 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
- クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
- イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]
これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

低域(9.0)
- 原音忠実度:S
- 臨場感:B+
- 深さ:A-
- 重み:A-
- 太さ:B+
- 存在感:B+

Tripowin Cencibelの低域は比較的良好な深さを持っています。
ドラムキックは十分にインパクトがあり、重みもおあります。中高域が強めの影響か固い音でリズムもしっかり聞こえ、少しモニター的な印象の低域です。エレキベースもかなり黒いですが、やや広がりに欠ける印象を受けます。
わりと良好な低域と言えます。
中域(8.5)
- 原音忠実度:S-
- 厚み:B+
- 明るさ:B+
- 硬さ:B+
- 存在感:B

Cencibelは中域をかなり前面に聴かせます。中域の構造は前かがみになっており、中高域がかなり強調されているため、艶やかで固い感触の音で聞こえます。
いわゆるTinnyサウンドに近く、キンキンギンギンして聞こえやすい点で気難しい音ですが、人によっては明るい雰囲気でくっきり音が聞こえるように感じるかもしれません。実際中高域の解像度は最も高く、印象的に聞こえるバランスになっています。
ただ、こうした調整のせいでたとえばスネアの音を聞くとカタカタしているように思えたり、全体的に音の質感がソリッドに傾いて聞こえやすく、ボーカルも鼻にかかって聞こえがちで、シャウティでうるさげになりやすい傾向があります。
個人的にはあまり好きな傾向の音ではありません。
高域(7.5)
- 原音忠実度:D+
- 艶やかさ:B+
- 鋭さ:A-
- 脆さ:C-
- 荒さ:D-
- 繊細さ:D-
- 存在感:C-


高域は拡張性も足りず、中域の明度に対して輝度が少し控えめです。イコライザーで8kHzを上昇させるだけで大抵の場合、中域の聞き苦しさがだいぶ改善するはずです。
ディテール感は不足気味でギラギラしているわりに繊細な感じに欠け、中高域が強すぎるせいで、金管の吹き鳴らしがギャンギャンしやすく、ピーキーさを感じます。音の抜けが悪く、硬さが過剰に聞こえやすいせいで、音楽にしこりのようなものが出てしまいがちです。


定位/質感
- 質感の正確性:A
- 定位の正確性:D
- オーケストラのテクスチャ:D+
- 雅楽のテクスチャ:D+
定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。
- オーケストラ:Berliner Philharmoniker and Rafael Kubelik「Dvorak: Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World” – IV. Allegro con fuoco
」(「Dvorak: The 9 Symphonies 」)[リファレンスイヤホン:AKG N5005 ] - 雅楽:宮内庁楽部「越天楽
」(「雅楽~平安のオーケストラ 」)[リファレンスイヤホン:final A3000]
オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。
この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。
Cencibelは全くフルオーケストラ向きではありません。スケール感は不足し、音像は中央に凝集して聞こえ、バイオリンや木管の音の響きにつんざくような傾向が出やすく、落ち着いて聞くのは困難です。
雅楽は主軸となる篳篥の音がキンキンするほどで耳障りになりやすく、やはり向きません。
音場/クリア感/イメージング
- 音場:B
- クリア感:A-
- イメージング:B+
- 高域:A+
- 中域:B+
- 低域:C+


低域の深さは十分で、中域は比較的前面におり、高域の高さは物足りません。
クリア感は優秀です。
イメージング性能は価格の水準以上です。
音質総評
- 原音忠実度:A
- おすすめ度:B-
- 個人的な好み:D


Tripowin Cencibelは明るく硬めにくっきりと中域を描き出してくれるイヤホンですが、一般にそれはややソリッドすぎる傾向があり、耳に馴染みにくい音に聞こえやすいでしょう。
音質的な特徴
美点
- クリアなサウンド
- ソリッドなサウンド
- 明るい
- 良好な解像度
欠点
- 高域の拡張性で物足りない
- シャウティに聞こえやすいボーカル
- キンキンして聞こえやすい
- ディテールに欠ける
- 固すぎる音で聴き疲れやすい

クリアなサウンド
ソリッドなサウンド
良好な解像度




レコーディングシグネチャー
レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。
レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。
参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition
¥369,600(税込)
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
- マイクプリアンプ:Type4053
- Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
- Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
- オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
- レコーディングソフト:Audacity
浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)
- 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
- アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
- Copyright c Nihon Falcom Corporation


- 原曲(-23LUFS)
- Tripowin Cencibel
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
- 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
- アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
- Copyright c Nihon Falcom Corporation
![イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/81jXRkM29ZL._SS500_.jpg?w=1256&ssl=1)
![イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/81jXRkM29ZL._SS500_.jpg?w=1256&ssl=1)
- 原曲(-23LUFS)
- Tripowin Cencibel
Formidable Enemy
- 楽曲名:Formidable Enemy
- アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
- Copyright c Nihon Falcom Corporation
![イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/81OuvTqMT9L._SS500_.jpg?w=1256&ssl=1)
![イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/81OuvTqMT9L._SS500_.jpg?w=1256&ssl=1)
- 原曲(-23LUFS)
- Tripowin Cencibel
総評
ソリッドで明るい音が好きなら、Tripowin Cencibelを気に入るかもしれません。クリア感や解像度は価格以上に優れており、外観デザインもかなり美しく造形されています。したがって、Cencibelの全体のクオリティは価格以上の価値を実現していると言えますが、サウンドバランスは万人向きではありません。
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