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TinHiFi C2の概要
こんな人におすすめ
- サウンドバランス重視
- スタジオチューニングが好き
- 解像度重視
- 透明度重視
基本スペック
- 再生周波数:10-20000Hz
- インピーダンス:32Ω±15%
- 感度:104±3dB
- ピンタイプ:2pin 0.78mm
- 価格帯:5000円~10000円
- パッケージ:8.0/10.0
- ビルドクオリティ:9.0/10.0
- 装着感:8.5/10.0
- 高域:9.0/10.0
- 中域:11.0/10.0
- 低域:9.5/10.0
- 歪みの少なさ:9.0/10.0
- コストパフォーマンスボーナス:12.5/10.0
長所
- 良好なサウンドバランス
- スタジオチューニングライク
- 聴き心地が良い
- 艶やかなサウンド
- 優れた原音忠実度
- 優秀な解像度
- 透明でクリアな中域
- 中域への適切なフォーカス
- 良好なレンジ感
- スピーカー的な定位感
- 優れたビルドクオリティ
短所
- ディテールの不足
- 輝度の不足
- 低域は量と深みで低域マニアを満足させる水準にはないと思われる
TinHiFi C2 Mech Warriorの特徴
- 全く新しいメカニカルデザイン
- カスタム開発10mmデュアルキャビティダイナミックドライバー
- 新開発のPU+LCPコンポジット振動板
- CNC加工された航空グレードの6063アルミ合金製イヤーシェル
- プロフェッショナル・チューニング・アジャストメント
- 2ピン0.78mmコネクター
TinHiFi C2 Mech Warriorは、全く新しいメカニカルデザインを採用した新開発のシングルダイナミックドライバーIEMです。新開発のPU+LCPコンポジット振動板を搭載した10mmダイナミックドライバーを採用しています。世界中の様々なオーディオ愛好家からの提案に基づきチューニングされ、究極の透明感とディテールを備えた高品質サウンドを約束します。C2は、その圧倒的なパフォーマンスで、ハイレゾオーディオを楽しむあなたの欲求を満たします!
ユニークなルックスと新しいメカニカルデザイン
Tin HiFi C2のシェルは、航空グレードの高品質な6063アルミニウム合金製で、全く新しいメカニカルデザインとなっています。シェルは高精度5軸CNC機械加工プロセスにより処理され、高品質のテクスチャ仕上げを実現しています。
全く新しい10mmダイナミックドライバーによる印象的なサウンド
Tin HiFi C2は、新開発の10mmダイナミックドライバーユニットにより、卓越したサウンドパフォーマンスを実現します。このドライバーは、LCP+PU複合ダイアフラム、N52ネオジウム磁気回路、CCAW 0.035mm超軽量ボイスコイルによるダブルキャビティ設計を採用しています。C2は、理論的な分解能を持たない優れた過渡応答性を実現し、高品質な性能をバジェットプライスで提供します。
高品質コンポジットダイアフラム
Tin HiFi C2のダイナミックドライバーには、高剛性、高内部損失、ミクロン単位の厚みを絶妙にバランスさせたコンポジットダイアフラムを採用。不要な振動を効果的に抑制し、強い弾力性を持たせています。正確な高域レスポンス、深みのある低域、クリアな中域など、C2のハイエンドなサウンドパフォーマンスをサポートします。
プロフェッショナル・チューニング・アジャストメント
C2は、世界中のオーディオ愛好家から寄せられた提案に基づき、深く最適化されています。さまざまなジャンルの音楽を引き立てる、一貫したパフォーマンスを実現するために調整されています。Tin HiFi C2で、全く新しいプレゼンテーションであなたの音楽を体験する準備をしてください。
取り外し可能な2ピンケーブル
Tin HiFi C2には、高品質の2ピン0.78mmケーブルが付属しています。このケーブルは3.5mmターミネーションで、ほとんどのソースと互換性があります。ケーブルの2ピンコネクター付近には凹状のメモリーフックがあり、より快適な装着感を実現しています。
パッケージ(8.0)
TinHiFi C2のパッケージは全体として価格の標準以上と言えます。
シンプルで無駄がなく、処分しやすく、比較的エコです。もっと解体しやすければもっとよかったですね。
パッケージ内容
- イヤホン本体
- イヤーチップ
- マニュアル類
ビルドクオリティ(9.0)
ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。
非常に美しく頑丈に作られており、TinHiFiの伝統的なIEMからさらに造形はレベルアップしています。本体の造形に限って言えば、$100クラス以上と言われても驚かないでしょう。Tinの技術力が急速に高まっていることがわかります。
天空の高みから、鷲のように俯瞰して音楽を見渡すサウンド
MEAOESブランドから、2BA+2DD 4ドライバーハイブリッドイヤホン「Eagle」が発売されました。Eagleは知恵、勇気、自由、そして成功を象徴しています。MEAOESは、知恵と自由に満ちた音楽で私たちの内面を呼び覚まし、鷲のようにジャングルや山を旅し、本物の音を聴かせたいと願っています。
装着感(8.5)
装着感は良好です。
よく造形されていますが、わずかに耳への当たりが強いところがあります。金属シェルのため、耳当たりが固く、重さもあるため、長時間使用でわずかに負担感や痛みが出るかもしれません。
音質
HATS測定環境
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
- マイクプリアンプ:Type4053
- 小野測器 SR-2210 センサアンプ
- 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
- 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
カプラー測定環境
- Type5050 マイクアンプ電源
- Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
- オーディオインターフェース:MOTU M2
アナライザソフト
- TypeDSSF3-L
- Room EQ Wizard
REW周波数特性
Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。
当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。
周波数特性(RAW)
周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス
測定値は有料記事をご覧ください。
オーディオステータス
制動
TinHiFi C2はアンプの出力インピーダンスの影響をほとんど受けません。
測定値は有料記事をご覧ください。
音質解説
今回は標準イヤーチップ Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。
TinHiFi C2はほぼ完璧にニュートラルなサウンドシグネチャーを持っています。ただし高域と低域の両方でエネルギーはやや弱いため、バランス的には中域寄りになっています。
レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。
- 原音忠実度:自由音場補正済み周波数特性に基づく判定値。どれだけフラットスピーカーの音(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実][S+が最も原音忠実]
- 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
- 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
- クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
- イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]
これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。
低域(9.5)
- 原音忠実度:S
- 臨場感:B+
- 深さ:B+
- 重み:B+
- 太さ:B+
- 存在感:B+
TinHiFi C2の低域は十分に直線的かつ量的に中域とのバランスが取れており、かなりモニター的に聞こえます。
深さは少し物足りないですが、減衰は穏やかでそれほど不足感はありません。ただし低域好きを満足させる水準にはないでしょう。
バスドラムは引き締まり感は悪くないように思いますが、重みに少し欠ける印象で、ドンドンではなく、タンタンに近く聞こえます。
エレキベースも明るい印象になりやすく、黒さの点でわずかに物足りない可能性があります。
逆に言えば、見通し感があり、リズム感はわかりやすいので、少し軽快なバランスで聴きたい人には疾走感のある雰囲気が好まれるかもしれません。
中域(11.0)
- 原音忠実度:S-
- 厚み:B+
- 明るさ:B+
- 硬さ:B+
- 存在感:B
TinHiFi C2の中域はサウンドバランスにおいてほぼ完全にニュートラルであるだけでなく、非常に優れた透明度を実現しています。また全体の中でのフォーカス感もよく、解像感も高いので、詳細に聞こえます。
ただし、適切な装着感ではディテール感に不足が出やすく、音の輪郭やソリッド感は比較的しっかりしているのに、細やかさに不足が感じられるため、立体感が良好な割に分離感はいまいちという印象になりやすいでしょう。
アコースティックギターの質感は非常に自然で、音像のつながりもよく、全体的に一貫性が高いですが、色づきはやや地味です。
高域のエネルギーが弱いせいで明度の割に輝度も低いので、やや暗めの空間で中域にスポットが当たっているようなほの明るい印象を持つでしょう。
競合機種との比較はどうでしょうか?
まず、一般に上位機種に当たるTinHiFi T3 Plusに対してC2はほぼ互角のパフォーマンスが期待できます。T3 Plusのほうがより中域が滑らかに思える可能性があり、多くの人にとって倍音表現でより自然な感触も期待できると思いますが、レンジ感はC2のほうがやや優れて聞こえる可能性が高いです。高域ではC2の音の方がより爽やかで繊細に感じられるでしょう。
一方で、同じ価格帯には優れた中域を持つTripowin Leaがいます。Leaに対しては、同等の解像度、同等に優れた中域のサウンドカーブを実現しつつ、レンジ感と全体のバランスで優れているC2は、多くの人にとって、ほぼ完全な上位互換になります。今買うならLeaよりC2をおすすめします。ビルドクオリティの面でもC2はさらに優れています。
Tripowin Meleに対してはどうでしょうか。透明度では両者はほぼ拮抗しており、中域の完成度も甲乙つけることは容易ではありません。全体的なディテールはMeleが一歩勝っている可能性がありますが、レンジ感はC2のほうがよりよく、より正統派のスタジオチューニングに近い音が期待できます。C2のほうがよりモニター的で原音忠実性も高く、個人的にはC2のほうが多くの人にとって優れていると考えています。
高域(9.0)
- 原音忠実度:A-
- 艶やかさ:B+
- 鋭さ:B+
- 脆さ:C
- 荒さ:C-
- 繊細さ:D+
- 存在感:C
TinHiFi C2の高域は十分な拡張性を備えており、低価格でありながら非常に優れていると言えます。
ただし、スピーカー的な定位感を意識して減衰が加えられており、しかもそのエネルギーは高域の大部分において標準量より低く設定されています。そのせいで高域のディテール感は弱く、繊細さに欠ける音になりがちで、スタジオモニターとしてはやや信頼性に乏しい傾向があります。
一方で高域の調整は高域に敏感な人にとってはかなりセーフティです。場合によって歯擦音だけはやや強く感じる可能性があるかもしれません。
定位/質感
- 質感の正確性:S++
- 定位の正確性:C
- オーケストラのテクスチャ:A-
- 雅楽のテクスチャ:B+
定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。
- オーケストラ:Berliner Philharmoniker and Rafael Kubelik「Dvorak: Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World” – IV. Allegro con fuoco」(「Dvorak: The 9 Symphonies」)[リファレンスイヤホン:AKG N5005]
- 雅楽:宮内庁楽部「越天楽」(「雅楽~平安のオーケストラ」)[リファレンスイヤホン:final A3000]
オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。
この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。
C2は低価格で最も透明度が高いイヤホンの一つであり、中域の立体感と質感の再現度において非常に高い満足度を与えてくれ、さらにレンジ感の面でも優れているため、スケール感でも不足はほとんどありません。
その点でフルオーケストラ向けとしてかなり優れた選択肢であることは事実ですが、唯一の欠点がディテール不足からくる正確な定位感の著しい欠如です。指揮者の上くらい、中空に音がうまく聞こえないデッドゾーンが生まれており、バイオリンや木管の音を追っていくと、暗くてよく聞こえず音が透明になってつながりが悪く思えるところがあります。そのせいでバイオリンが少しギシギシしてわずかにヒステリックに聞こえるので、クラシックファンは決して見逃さないでしょう。
イコライザーで8kHz付近を強化すると、輪郭がはっきりし、ディテールが詳細に浮かび上がってくるのが確認できます。
雅楽も同様です。和音のあたりで音が滲み、引き締まりが悪いため、うるさく聞こえがちです。こちらはクリティカルポイントなので、フルオーケストラより不快に感じるかもしれません。抜けが良いので目立たないのが幸いです。
音場/クリア感/イメージング
- 音場:B+
- クリア感:A
- イメージング:A-
- 高域:S-
- 中域:A-
- 低域:B-
低域の深さは標準かわずかに物足りず、中域は比較的前面におり、高域の高さは標準かわずかに物足りません。
クリア感は価格の水準からすると、抜群に近いです。
イメージング性能は価格を考えると抜群に近く、ハイエンド並みです。
音質総評
- 原音忠実度:A+
- おすすめ度:S+
- 個人的な好み:S+
シングルダイナミックドライバーの品質は向上しており、低価格でも非常に良質なサウンドを提供できるようになっています。少なくとも中域にこだわる場合、ダイナミックドライバーが現状で最もパフォーマンスが期待でき、コスト面でも優位にあることは間違いありません。バランスドアーマチュア型が歪みが強いことはもちろん、平面駆動型も透明度に関しては、まだダイナミックドライバーの水準に到達していないようです(例外に近いのはShuoer S12)。
そのため、2022年現在のオーディオマニアは実際には最高品質の音質を聴くのに、高いお金を払う必要はありません。少なくとも中域の再現度は低価格のシングルダイナミックドライバーがハイエンドのマルチドライバーハイブリッドを圧倒しています。最近のダイナミックドライバーは中域で非常にピュアな音を実現しつつ、レンジ感の点でも不足はそれほどありません。
そのため、レンジや解像度を改善するためにバランスドアーマチュアドライバーを搭載することは、最終的には音を汚す原因になりやすく、細かな欠点をつぶそうとして、より大きな欠点を招く結果になります。つまり、実際には全体のパフォーマンスの悪化につながることが多いです。
そういうわけで、現状ではよほどうまくチューニングできないならば(あるいはBAの歪特性をうまくサウンドに織り込めないならば)、ハイブリッドを採用しないでシングルダイナミックドライバーで仕上げた方が高水準のサウンドを実現できるのです。
すなわち、下手に1万円以上のハイブリッド構成やバランスドアーマチュア搭載の機種を探すより、ビルドクオリティとサウンドの両面で優れたTinHiFi C2のような5000円程度のシングルダイナミックドライバーの機種を手に入れる方が現状でははるかに幸せになれる可能性が高いです。C2は耳が肥えたオーディオマニア向けに文句なくおすすめできる機種の一つです。
音質的な特徴
美点
- 良好なサウンドバランス
- スタジオチューニングライク
- 聴き心地が良い
- 艶やかなサウンド
- 優れた原音忠実度
- 優秀な解像度
- 透明でクリアな中域
- 中域への適切なフォーカス
- 良好なレンジ感
- スピーカー的な定位感
欠点
- ディテールの不足
- 輝度の不足
- 低域は量と深みで低域マニアを満足させる水準にはないと思われる
良好なサウンドバランス
透明でクリアな中域
優秀な解像度と原音忠実度
レコーディングシグネチャー
レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。
レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。
参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition + TOPPING A90を使い、レコーディングにはAntelope Audio Amariを用いています。イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
- マイクプリアンプ:Type4053
- Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
- Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
- オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
- レコーディングソフト:Audacity
浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)
- 原曲(-23LUFS)
- TinHiFi C2
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
- 原曲(-23LUFS)
- TinHiFi C2
Formidable Enemy
- 原曲(-23LUFS)
- TinHiFi C2
Trustear ZEROは低価格でありながら、優れた水準の音質を提供するだけでなく、ハイエンドにも匹敵するパフォーマンスを持っています。パッケージも価格の水準以上で、全体的に購入して損はすることはまずないと言えるイヤホンでしょう。文句なくお勧めできる製品の一つと言えます。
総評
TinHiFi C2は非常に低価格で非常に優れたスタジオチューニングライクなニュートラルサウンドを提供する、現状におけるTinHiFiの最高傑作のひとつと言っていいイヤホンです。ビルドクオリティの点でもTinHiFiは格段の進歩を遂げており、総じてこの価格でここまでの製品を作れることに驚きを隠せません。
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