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Sivga SV023の概要
こんな人におすすめ
- 明るい音が好き
- 解像度重視
- 爽やかな音が好き
- 没入感重視
- 装着感重視
基本スペック
- 再生周波数:20Hz-40000Hz
- インピーダンス:300Ω±15%
- 感度:105dB
- 価格帯:50000円~100000円
- パッケージ:8.0/10.0
- ビルドクオリティ:8.5/10.0
- 装着感:8.5/10.0
- 高域:9.0/10.0
- 中域:9.5/10.0
- 低域:6.5/10.0
- 歪みの少なさ:8.0/10.0
- コストパフォーマンスボーナス:10.5/10.0
長所
- 優秀な解像度
- 明るい中域
- 中域への適切なフォーカス
- 響きが豊かで没入感がある
- まろやかでメロウ
- 包まれ感がある
- ウォームで聴き心地が良い
- 開放的で爽快感がある
- 比較的正確な質感
- フラットで原音忠実度が高い
短所
- 低域の深さに欠ける
- 構築感の不足
- 輪郭描写の不足
- 分離感が悪い
Sivga SV023の特徴
- クラシック – SV023はクラシックなスタイルを継続し、プレミアム天然無垢クルミ材の素材をヘッドフォンチャンバーシェルとして選び、伝統的な職人技に忠実なものを使用しています。 真ん中にステンレスメッシュを加えて、重ね着感覚を高めます。
- 着用デザイン – 人間工学に基づいた形状のデザインによると、レザーヘッドバンドは可鍛性があり快適です。 適切な回転角度を持つ特殊な形状のイヤーカップは、耳の圧迫を防ぎ、しっかりと密閉します。
- ドライバー – ドライバーハウジングは航空アルミニウム合金製です。 ダイヤフラムの周辺は輸入LCP複合フィルムで、ダイヤフラムの中心部はベリリウムでメッキされています。 マグネットは高性能なNdFeb素材。
- サウンド – SV023の低音は十分な量でコントロールされています。 中間周波数は温かみのあるボーカルでマイルド。 トレブルは自然で絶妙です。 ワイドなサウンドステージと優れた分離により、素晴らしい音楽シーンが楽しめます。
パッケージ(8.0)
パッケージは価格の標準を満たしています。
パッケージ内容
- ヘッドホン本体
- 4.4mm→3.5mmアダプター
- キャリングケース
- 説明書
RMEオーディオインターフェイスの新たなスタンダードモデル。最大20の録音チャンネルと20の再生チャンネル、SteadyClock FS、高性能マイク入力、内蔵パラメトリックEQ、USB録音機能、全ての機能を制御可能なスタンドアローン・モード機能を搭載。多彩な入出力に、プロフェッショナル・レコーディングを実現するスペック、RMEの定評ある安定性、必要な全てを備える機能群。それらをハーフラック・サイズに凝縮したRMEの新定番。
大ヒットのBabyface Proをさらに洗練させた後継モデル。
「SteadyClock FS」の搭載によって、1000 兆分の1 秒 (フェムト秒) 単位での正確なDAコンバージョンを実現。よりクリーン、より高解像のサウンドを提供します。
ADI-2 Pro FS と同じオペアンプを使用し、出力THDが最大10dB改善。また、ヘッドホンアンプとしての性能が大きく向上。3.5mmのヘッドホン出力は最大90mWまで対応し、出力インピーダンスは2Ωから0.1Ωまで減少しています。妥協のないサウンドを追及した傑作のUSB バスパワー対応オーディオインターフェイスです。
最大サンプルレート768kHzならびにDSDの再生/録音にも対応した超高精度AD/DAコンバーターであるADI-2 Proは、USB DAC、USBオーディオインターフェイス、さらにハイエンドなヘッドフォン・アンプとしても今までにない品質で提供するためにデザインされました。「ADI-2 Pro FS R Black Edition」は、S/N比が117 dBから120 db (123dBA) に向上し、歪みはフル・デジタル・レベルで-120 dB に改善されています。アナログXLR、RCA出力には2.5 dBのヘッドルームが追加され、歪みのないサンプル間ピークの上限が+4 dBFSにまで引き上げられます。また、ADI-2 DAC FSで採用された高機能で便利なマルチ・リモート・コントローラーが付属します。
ビルドクオリティ(8.5)
ビルドクオリティは価格の水準を満たしています。
装着感(8.5)
装着感は良好です。
ルイジアナ州で設立されたPreSonus Audio Electronicsは、プロクオリティのオーディオ製品をハイコストパフォーマンスで提供し、世界各国のオーディオ・プロフェッショナル、ミュージシャン、アマチュアから高い評価を受けています。 DAWシステムのコントローラーやソフトウェアから、スピーカー、デジタルミキサーまで、長年培ってきた技術と実績により、業界でも最高水準の品質・信頼にて斬新な製品を提供しています。
PRESONUSのオーディオインターフェイスは、クオリティとコストパフォーマンスを両立したStudio USB-Cシリーズや、iOSなどのスマートデバイスにも対応した携帯性に優れるAudioBoxシリーズを始め、信頼性と時代を先駆ける斬新さを兼ね備えた多様な機種が提供されています。多数ある中から最適な機種をお選びいただけるよう、性能や機能の違いが一目でわかる比較表をご用意しました。
音質
HATS測定環境
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
- マイクプリアンプ:Type4053
- 小野測器 SR-2210 センサアンプ
- 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
- 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
カプラー測定環境
- Type5050 マイクアンプ電源
- Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
- オーディオインターフェース:MOTU M2
アナライザソフト
- TypeDSSF3-L
- Room EQ Wizard
周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス
測定値は有料記事をご覧ください。
オーディオステータス
制動
Sivga SV023はアンプの出力インピーダンスの影響をわずかに受けます。
測定値は有料記事をご覧ください。
ANTELOPE AUDIO(アンテロープオーディオ)は、20年以上に渡りハイエンドのデジタルオーディオクロックやAD/DAコンバーターを手がけるメーカーです。プロフェッショナルが認めるクリスタル・マスタークロックを始めとする独自技術により、完璧なクロッキングを実現。レコーディングスタジオやプロエンジニア、プロミュージシャンはもちろん、オーディオファンからも高い支持を集めています。
音質解説
今回はFiiO M15につないでレビューしています。
Sivga SV023はフラットに近いサウンドシグネチャーを持っています。
レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。
- 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
- 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
- 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
- クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
- イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]
これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。
低域(6.5)
- 原音忠実度:A
- 臨場感:C+
- 深さ:B-
- 重み:B
- 太さ:B+
- 存在感:C+
Sivga SV023は中低域重視の調整で深さはあまり期待できません。Sivgaはこのヘッドホンでウォーム感を重視して調整したそうですが、たしかに測定値からもウォーム感が非常に重視されていることがわかります。開放型というせいもあり、全体的に腰高に聞こえます。
バスドラムの太さは悪くありませんが、重みと深さに欠け、ランブルは弱めです。
エレキベースは黒さに少し欠け、引き締まりは悪くはありませんが、やや明るめでじんわりとしたエッジのサウンドで聞こえます。
全体的に引き締まりが悪いので、低域好きを満足させることは期待できませんが、温かみのある音が好きなら悪くないでしょう。
中域(9.5)
- 原音忠実度:S-
- 厚み:A-
- 明るさ:A-
- 硬さ:B+
- 存在感:B
Sivga SV023の中域は中心部付近がかなり前面に出てきて非常に明るく聞こえ、質感もかなり正確に聞こえますが、中心部が凹んでおり、フラットではありません。
SV023の中域はクランチ感やエッジ感はやや弱めで、全体的に耳当たりが優しく、やや構築感に欠けます。
ボーカルはやや前屈みに聞こえやすく、女声ボーカルが少し上気し、色気が強調されて聞こえる反面、少しシャウト感が目立ちやすい傾向があります。
一方で中域は厚みも十分にあるので、シャウト感が目立っても、声色からふくよかさは失われないため、充実感が不足するということはありません。適度な響きの中で比較的自然に音楽の中心部を楽しめる、比較的良質なリスニング向けの中域と言えます。解像度も良好です。
ただし、直線性には欠けるため、モニターとして使うには曇り感が少し強く、物足りません。
高域(9.0)
- 原音忠実度:B-
- 艶やかさ:B+
- 鋭さ:B
- 脆さ:B-
- 荒さ:C
- 繊細さ:C+
- 存在感:C
Sivga SV023の高域は精細感を意識して調整されています。開放型らしい拡張性の良さもあり、高域は比較的高くまで伸びて開放的です。
全体的に中域に比べると少しエネルギーが抑えられていますが、全体は比較的直線的でバイオリンや木管の倍音もかなりきれいに伸びるため、定位感も悪くありません。
とはいえ、中高域は相対的にエネルギーが足りておらず、ボーカルの上でスカスカする感じがあり、それが中域の密度感を和らげて余裕を感じさせ、まろやかさを生み出し、聞き心地をよくしているところがあるものの、やや分離を悪くしています。
とくに音楽の立体感をがっちりと掴みたいという用途では、いまいち音の輪郭や骨組みといったところでの構築感の再現性不足のせいで全体の印象がぼやけて面白いところが聞こえにくいという人もいるでしょう。
没入感があるのでリスニング用途にはいいですが、もう少し本格的な音楽鑑賞に使うには、少し物足りないという人もいそうです。
一方で高いほうの高域はディテールや繊細さに不足がなく、高さも十分で爽快感は多くの人が満足できる水準にあり、フルオーケストラでも十分な高さを感じられるでしょう。
定位/質感
- 質感の正確性:A+
- 定位の正確性:B+
- オーケストラのテクスチャ:A-
- 雅楽のテクスチャ:A-
定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。
- オーケストラ:Berliner Philharmoniker and Rafael Kubelik「Dvorak: Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World” – IV. Allegro con fuoco」(「Dvorak: The 9 Symphonies」)[リファレンスイヤホン:AKG N5005]
- 雅楽:宮内庁楽部「越天楽」(「雅楽~平安のオーケストラ」)[リファレンスイヤホン:final A3000]
オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。
この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。
SV023は高域のスケール感とダイナミズムをかなり再現できるため、とくに主役となる弦楽や垂直軸となる木管の再現度は十分で、フルオーケストラの楽しさをかなり引き出してくれます。低域は深さや重みで物足りないですし、中域が少し曇り気味で質感の再現度は悪くないものの、はっきりと聞こえにくく、少しドライでみずみずしさに欠けるところがありますが、全体的な解像度も高く、没入感に優れたサウンドを持っています。
雅楽も篳篥の伸びは十分で、和音も印象的に聞こえます。エッジ感は適度に抑えられているので、耳当たりが丸く、まろやかで聞き心地が安定しているのは美点かもしれません。
音場/クリア感/イメージング
- 音場:B+
- クリア感:B+
- イメージング:A
- 高域:A+
- 中域:A
- 低域:B
低域の深さは標準より物足りず、中域は前面に近いですが奥行き感が強調され、高域の高さは標準より少し優れています。
クリア感は価格以上です。
イメージング性能は抜群以上で、ウルトラハイエンド並みです。
音質総評
- 原音忠実度:S-
- おすすめ度:A+
- 個人的な好み:A+
総じてSivga SV023はブランドのフラッグシップにふさわしいヘッドホンとしてよく調整されており、ウルトラハイエンドクラスの解像度と、全体としてかなりフラットと言える優秀な原音忠実度、聞き心地に配慮したウォームでリスニングライクな没入感のあるサウンドを備え、かなり高く思える価格設定を十分に正当化しています。
ただし、SV023は構築感は不足気味で、全体の直線性も高いとは言えず、透明度は価格帯の標準は満たしていますが、同価格帯のモニターヘッドホンに比べるとだいぶ物足りません。つまり、それはモニター用途に使うには信頼性が低すぎ、モニターヘッドホンのサウンドを好む人々の選択肢ではないでしょう。
それは優秀なリスニングヘッドホンです。Sivga自身が充実感がある、リッチな雰囲気のリスニングサウンドを目指して設計したと言っていますが、その目的は十分に実現されています。
価格が価格なため、音質的に抜群にコスパが良いという感じではありませんが、総合的な音響性能は価格以上を実現しています。少なくとも同価格帯の開放型では上位レベルと言えそうです。
音質的な特徴
美点
- 優秀な解像度
- 明るい中域
- 中域への適切なフォーカス
- 響きが豊かで没入感がある
- まろやかでメロウ
- 包まれ感がある
- ウォームで聴き心地が良い
- 開放的で爽快感がある
- 比較的正確な質感
- フラットで原音忠実度が高い
欠点
- 低域の深さに欠ける
- 構築感の不足
- 輪郭描写の不足
- 分離感が悪い
- 重厚感に欠ける
響きが豊か
広く聞こえ、明るい中域
開放的かつフラット
レコーディングシグネチャー
レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。
レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。
参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition + Loxjie D30を使い、レコーディングにはAntelope Audio Amariを用いています。
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
- マイクプリアンプ:Type4053
- Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
- Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
- オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
- レコーディングソフト:Audacity
ハイエンド音質を求めるホームオーディオユーザーのために、AMÁRI はリファレンスグレードの AD/DA コンバーター、最大 24-bit 384 kHz 変換と DSD 128 をサポート。使いやすいインターフェースと Antelope の代名詞となったクロッキングを提供します。他のオーディオファンコンバータとは異なり、AMÁRI は、ヘッドフォンのメンブレーンウェイト補正として機能する、ご自身で抵抗値を選択できる 2つ のヘッドフォン出力を備えています。
- 8つの DAC を実装した「独自アーキテクチャ構造」を採用、驚異の ダイナミックレンジ 138dB DA 変換を実現
- デュアル ADC 構造 による、リファレンスグレードの ダイナミックレンジ 128dB AD 変換を実現
- 独立した デュアル DAC 構造 を採用した独自のヘッドフォン出力を搭載。(XLR バランス出力も可能)
- ヘッドフォンアンプは 17 Step の可変インピーダンス機能 を搭載、どんなヘッドフォンも完全に制御可能
- Antelope Audio の代名詞、64-bit Acoustically Focused Clocking (AFC) jitter management technology 採用
- 最大 384kHz/24-bit または DSD 128 に対応、ハイレゾや DSD 音源再生機として最高のポテンシャルを発揮
浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)
- 原曲(-23LUFS)
- Sivga SV023
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
- 原曲(-23LUFS)
- Sivga SV023
Formidable Enemy
- 原曲(-23LUFS)
- Sivga SV023
総評
Sivga SV023は全体がフラットで高域方向の伸びが良く、いかにも開放型ヘッドホンらしい、明るく繊細で爽快感のあるサウンドを実現しています。ウォームでリスニングライクに調整された、やや広めに聞こえる中域を持ち、全体が高解像で快適な没入感のあるリスニングを可能にしてくれる、優れたヘッドホンと言えるでしょう。もちろん欠点がないわけではなく、それは透明度は価格の水準を満たしていますが、優れてはおらず、構築感と直線性に欠けるため、モニター的な用途では正確性に欠けます。
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