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Sivga Orioleの概要
こんな人におすすめ
- 明るい音が好き
- 解像度重視
- 爽やかな音が好き
- スピーカーサウンドが好き
- 装着感重視
基本スペック
- 再生周波数:20Hz-20000Hz
- インピーダンス:32Ω±15%
- 感度:108dB
- 価格帯:20000円~30000円
- パッケージ:8.0/10.0
- ビルドクオリティ:8.5/10.0
- 装着感:9.0/10.0
- 高域:9.0/10.0
- 中域:8.0/10.0
- 低域:8.5/10.0
- 歪みの少なさ:8.0/10.0
- コストパフォーマンスボーナス:10.5/10.0
長所
- フラットで優秀な原音忠実性
- 優れたレンジ
- 優秀な解像度
- 明るい中域
- 中域への適切なフォーカス
- まろやかでメロウ
- 開放的で爽快感がある
- 前方定位的
- 優れた音像一貫性
短所
- ディテールは不足しがち
- 不自然な質感
- 全体的に少し締まりが悪くてメリハリに欠ける
Sivga Orioleの特徴
- 自社開発50mmダイナミックドライバー
- スーパーソフトメモリーフォームイヤーパッド
- ウッドハウジング
- 優れた金属部品と人間工学に基づいたデザイン
- 着脱式ケーブルとバランスのとれたナチュラルサウンド
特別なアートワーク
天然木を使用しているため、各ヘッドセットには独自の木目が施されています。ハイエンド楽器に最適な素材で、卓越した聴覚体験を提供します。
内部アップグレード
OrioleはSIVGAが独自に開発した新しい50mmダイナミックドライブを搭載し、バランスと高解像度のサウンドを表現し、長時間使用しても疲れません。
快適性
木製の長方形ヘッドフォンケースと高タンパクレザーのイヤーパッドを組み合わせることで、耳に心地よさをもたらし、音楽の世界に没入することができます。
調整可能
伸縮性と柔軟性のあるヘッドバンドは、さまざまな頭部形状に対応できます。2つの木製ハウジングは180°まで回転可能で、片側でのリスニングが便利で、顔の形にフィットします。
パッケージ(8.0)
パッケージは価格の標準を満たしています。
パッケージ内容
- ヘッドホン本体
- 3.5mm→6.35mmアダプター
- キャリングケース
- 説明書
RMEオーディオインターフェイスの新たなスタンダードモデル。最大20の録音チャンネルと20の再生チャンネル、SteadyClock FS、高性能マイク入力、内蔵パラメトリックEQ、USB録音機能、全ての機能を制御可能なスタンドアローン・モード機能を搭載。多彩な入出力に、プロフェッショナル・レコーディングを実現するスペック、RMEの定評ある安定性、必要な全てを備える機能群。それらをハーフラック・サイズに凝縮したRMEの新定番。
大ヒットのBabyface Proをさらに洗練させた後継モデル。
「SteadyClock FS」の搭載によって、1000 兆分の1 秒 (フェムト秒) 単位での正確なDAコンバージョンを実現。よりクリーン、より高解像のサウンドを提供します。
ADI-2 Pro FS と同じオペアンプを使用し、出力THDが最大10dB改善。また、ヘッドホンアンプとしての性能が大きく向上。3.5mmのヘッドホン出力は最大90mWまで対応し、出力インピーダンスは2Ωから0.1Ωまで減少しています。妥協のないサウンドを追及した傑作のUSB バスパワー対応オーディオインターフェイスです。
最大サンプルレート768kHzならびにDSDの再生/録音にも対応した超高精度AD/DAコンバーターであるADI-2 Proは、USB DAC、USBオーディオインターフェイス、さらにハイエンドなヘッドフォン・アンプとしても今までにない品質で提供するためにデザインされました。「ADI-2 Pro FS R Black Edition」は、S/N比が117 dBから120 db (123dBA) に向上し、歪みはフル・デジタル・レベルで-120 dB に改善されています。アナログXLR、RCA出力には2.5 dBのヘッドルームが追加され、歪みのないサンプル間ピークの上限が+4 dBFSにまで引き上げられます。また、ADI-2 DAC FSで採用された高機能で便利なマルチ・リモート・コントローラーが付属します。
ビルドクオリティ(8.5)
ビルドクオリティは価格の水準を満たしています。
装着感(9.0)
装着感は良好です。
ルイジアナ州で設立されたPreSonus Audio Electronicsは、プロクオリティのオーディオ製品をハイコストパフォーマンスで提供し、世界各国のオーディオ・プロフェッショナル、ミュージシャン、アマチュアから高い評価を受けています。 DAWシステムのコントローラーやソフトウェアから、スピーカー、デジタルミキサーまで、長年培ってきた技術と実績により、業界でも最高水準の品質・信頼にて斬新な製品を提供しています。
PRESONUSのオーディオインターフェイスは、クオリティとコストパフォーマンスを両立したStudio USB-Cシリーズや、iOSなどのスマートデバイスにも対応した携帯性に優れるAudioBoxシリーズを始め、信頼性と時代を先駆ける斬新さを兼ね備えた多様な機種が提供されています。多数ある中から最適な機種をお選びいただけるよう、性能や機能の違いが一目でわかる比較表をご用意しました。
音質
HATS測定環境
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
- マイクプリアンプ:Type4053
- 小野測器 SR-2210 センサアンプ
- 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
- 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
カプラー測定環境
- Type5050 マイクアンプ電源
- Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
- オーディオインターフェース:MOTU M2
アナライザソフト
- TypeDSSF3-L
- Room EQ Wizard
周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス
測定値は有料記事をご覧ください。
オーディオステータス
制動
Sivga Orioleはアンプの出力インピーダンスの影響をほとんど受けません。
測定値は有料記事をご覧ください。
ANTELOPE AUDIO(アンテロープオーディオ)は、20年以上に渡りハイエンドのデジタルオーディオクロックやAD/DAコンバーターを手がけるメーカーです。プロフェッショナルが認めるクリスタル・マスタークロックを始めとする独自技術により、完璧なクロッキングを実現。レコーディングスタジオやプロエンジニア、プロミュージシャンはもちろん、オーディオファンからも高い支持を集めています。
音質解説
今回はFiiO M15につないでレビューしています。
Sivga Orioleはフラットに近いサウンドシグネチャーを持っています。
レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。
- 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
- 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
- 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
- クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
- イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]
これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。
低域(8.5)
- 原音忠実度:S
- 臨場感:B-
- 深さ:B
- 重み:B
- 太さ:B-
- 存在感:C
Sivga Orioleの低域は全体的にフラットな板ら鵜になっており、かなり深くまで到達しています。
バスドラムの太さは好みにもよりますが少し物足りず、重みと深さもそれほど強調されませんが、ランブルはそれなりに聞こえます。
エレキベースは黒さに少し欠け、引き締まりは悪くはありませんが、やや明るめでじんわりとしたエッジのサウンドで聞こえます。
引き締まりは悪くありませんし、深いところまで見通し良く聞こえる感じがありますが、量的には中域より弱く、低域好きを満足させることは期待できません。
中域(8.0)
- 原音忠実度:S-
- 厚み:B+
- 明るさ:A-
- 硬さ:A-
- 存在感:B
Sivga Orioleの中域は中心部付近がかなり前面に出てきて、明るい位置で聞こえます。
基本的に中域は前傾しており、楽器音やボーカルが前かがみに伸びてくる傾向があるため、没入感を感じ、迫力も優れているように思うかもしれません。
ボーカルはやや前屈みに聞こえやすく、女声ボーカルが少し上気し、色気が強調されて聞こえる反面、少しシャウト感が目立ちやすい傾向があります。
中域は厚みを抑え、少しすっきり軽めに聞こえる印象を持たせつつ、不足するウォーム感に対応してクランチ感やエッジ感をうまく抑え、耳当たりを優しくするよう調整されているようです。
同価格帯のSV021に比べて、中域のソリッド感や構築感に配慮が見られ、SV021では明るさの強調と引き換えにギンギンして聞こえるようなアクの強さがありましたが、Orioleは構造をよりフラットに近づけ、音楽の立体感の再現度がより自然に近くになり、聞き心地も向上させています。
ただし、奥行き感とディテールを重視する場合は、SV021のほうが好みだと思う可能性が高いでしょう。実際多くの人のニュートラルに近いのはSV021のほうであり、Orioleはニュートラルよりはフラット寄りに調整してあるため、スピーカー音像に近づけています。
透明度も高く、かなりの解像度があるため、音が生き生きと聞こえるように感じられます。
高域(9.0)
- 原音忠実度:B
- 艶やかさ:A-
- 鋭さ:B+
- 脆さ:B-
- 荒さ:C-
- 繊細さ:C+
- 存在感:C
密閉型であるにもかかわらず、SivgaはOrioleの高域で非常に優れた拡張性を実現しています。雰囲気は開放型に近く、平面駆動型に匹敵する伸びやかさを持っていると言えます。
高域は中域に比べて全体的にややエネルギーを抑え、スピーカー音像に近い前方定位感を意識して調整されています。直線性も悪くなく、バイオリンや木管の倍音はかなり自然に聞こえます。
シンバルクラッシュは高さと広がりが感じられますが、煌めきはやや地味で、繊細さは悪くないと思いますが、もう少し派手めに聞かせてくれるほうが個人的には好みです。爽快感を重視した調整なので、高域がすっきりしている感じが好きなら、Orioleの高域はかなり好ましく思えるかもしれませんが、ディテールを重視するならSV021のほうがより適切でしょう。
定位/質感
- 質感の正確性:B-
- 定位の正確性:B-
- オーケストラのテクスチャ:B-
- 雅楽のテクスチャ:A-
定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。
- オーケストラ:Berliner Philharmoniker and Rafael Kubelik「Dvorak: Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World” – IV. Allegro con fuoco」(「Dvorak: The 9 Symphonies」)[リファレンスイヤホン:AKG N5005]
- 雅楽:宮内庁楽部「越天楽」(「雅楽~平安のオーケストラ」)[リファレンスイヤホン:final A3000]
オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。
この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。
Orioleはスピーカー音像をかなり忠実に再現するため、スピーカーで聴くフルオーケストラの雰囲気に慣れている人にはかなり魅力的な選択肢でしょう。全体の音像一貫性も優れており、レンジも良く、スケール感にも優れています。重厚感はちょっと物足りないかもしれませんが、これくらいのほうがすっきりして聞きやすいという人も多いかもしれません。とはいえ、中域の質感の再現度が悪いことは事実なので、少なくともオーディオマニアを完全に満足させるというたぐいのヘッドホンではありません。どちらかといえば、リスニングライクで雰囲気を楽しむ系統の音ですね。
雅楽はかなり明るめで篳篥や和音がかなり印象的に聞こえます。かなり華やかで派手ですが、ディテールを少し抑えて、すっきりと聴かせる雰囲気重視のサウンドで聴き心地は安定しています。
音場/クリア感/イメージング
- 音場:A
- クリア感:B+
- イメージング:A-
- 高域:A+
- 中域:A
- 低域:C+
低域の深さは標準か少し物足りず、中域は前面に近く、高域の高さは標準より優れています。
クリア感は価格以上です。
イメージング性能は抜群に近いです。
音質総評
- 原音忠実度:S-
- おすすめ度:B+
- 個人的な好み:B+
Sivga Orioleは密閉型のヘッドホンとしては非常にフラットでワイドレンジを実現している機種で、それだけでもハイエンドの資格を備えています。解像度も高く、透明度も優れており、たとえばMEZE Empyreanのようなウルトラハイエンド機種と完全に競合することが可能です。
すでに述べたように、同じ価格帯には同じブランドのSV021が存在しており、さらにモニターヘッドホンとして名声を不動のものにしているShure SRH940が存在します。Sivga Orioleは特性は異なりますが、総合的にはSRH940のような優れたヘッドホンとかなり拮抗していると言えるでしょう。
これらの中ではSivga Orioleが最も優れたレンジと広い範囲での原音忠実性が期待することができ、少なくともスピーカー音像の再現度を重視する場合は最も優れたリスニングヘッドホンと言えるでしょう。ただし、これらの中では最もディテール再現度が悪く、質感描写も優れていないため、一般に中域を重視する傾向のあるオーディオマニアはおそらく一番低い評価を下すかもしれません。
音質的な特徴
美点
- フラットで優秀な原音忠実性
- 優れたレンジ
- 優秀な解像度
- 明るい中域
- 中域への適切なフォーカス
- まろやかでメロウ
- 開放的で爽快感がある
- 前方定位的
- 優れた音像一貫性
欠点
- ディテールは不足しがち
- 不自然な質感
- 全体的に少し締まりが悪くてメリハリに欠ける
フラットで優秀な原音忠実性
ワイドレンジ
開放的でのびやかなサウンド
レコーディングシグネチャー
レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。
レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。
参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition + Loxjie D30を使い、レコーディングにはAntelope Audio Amariを用いています。
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
- マイクプリアンプ:Type4053
- Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
- Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
- オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
- レコーディングソフト:Audacity
ハイエンド音質を求めるホームオーディオユーザーのために、AMÁRI はリファレンスグレードの AD/DA コンバーター、最大 24-bit 384 kHz 変換と DSD 128 をサポート。使いやすいインターフェースと Antelope の代名詞となったクロッキングを提供します。他のオーディオファンコンバータとは異なり、AMÁRI は、ヘッドフォンのメンブレーンウェイト補正として機能する、ご自身で抵抗値を選択できる 2つ のヘッドフォン出力を備えています。
- 8つの DAC を実装した「独自アーキテクチャ構造」を採用、驚異の ダイナミックレンジ 138dB DA 変換を実現
- デュアル ADC 構造 による、リファレンスグレードの ダイナミックレンジ 128dB AD 変換を実現
- 独立した デュアル DAC 構造 を採用した独自のヘッドフォン出力を搭載。(XLR バランス出力も可能)
- ヘッドフォンアンプは 17 Step の可変インピーダンス機能 を搭載、どんなヘッドフォンも完全に制御可能
- Antelope Audio の代名詞、64-bit Acoustically Focused Clocking (AFC) jitter management technology 採用
- 最大 384kHz/24-bit または DSD 128 に対応、ハイレゾや DSD 音源再生機として最高のポテンシャルを発揮
浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)
- 原曲(-23LUFS)
- Sivga Oriole
- Sivga SV021
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
- 原曲(-23LUFS)
- Sivga Oriole
- Sivga SV021
Formidable Enemy
- 原曲(-23LUFS)
- Sivga Oriole
- Sivga SV021
総評
Sivga Orioleは全体がフラットでしかもワイドレンジなサウンドを提供する優れたヘッドホンです。密閉型でありながら高域方向の伸びが良く、ハイエンドの開放型ヘッドホンに匹敵する明るく繊細で爽快感のあるサウンドを実現しています。欠点としては中域がややニュートラルを外れて質感が不自然に聞こえやすいこと、ディテール再現度でやや劣ることが挙げられますが、価格を考えると高水準にまとまっている機種と言えます。
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