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SIMGOT EA500の概要
こんな人におすすめ
- 優れたモニターイヤホンを探している
- バランスの良いサウンドが好き
- 解像度重視
- 明るい中域が好き
- クリア感重視
- コスパ重視
基本スペック
- インピーダンス:16Ω±15%
- 周波数応答範囲:20Hz-20kHz
- 感度:123dB/Vrms(@1kHzノズル、レッドリング付き) 124dB/Vrms(@1kHzノズル、ブラックリング付き)
- コネクター:0.78mm 2pin
- 価格帯:10000円~20000円
- パッケージ:8.5/10.0
- ビルドクオリティ:9.0/10.0
- 装着感:8.5/10.0
- 高域:9.5/10.0
- 中域:10.5/10.0
- 低域:8.5/10.0
- 歪みの少なさ:9.5/10.0
- コストパフォーマンスボーナス:12.5/10.0
長所
- ほぼ完璧な質感
- サウンドバランスが良い
- 明るい中域
- みずみずしい
- 抜群の解像度
- 良好なクリア感
- 優れた定位感
- 音像一貫性に優れる
- 透明度の高い音
短所
- 深みに欠ける低域
- 高域の拡張性でわずかに劣る
SIMGOT EA500の特徴
- デュアル磁気回路・デュアルキャビティ
- 第4世代DLCコンポジットダイアフラム
- 着脱式ノズル、2つのターゲットカーブ
- 第4世代DLC複合材振動板
- 鏡面メッキ処理されたオールメタルキャビティ
- 安定性と信頼性の高い2ピン着脱式デザイン
デュアル・マグネティック・サーキット&デュアル・キャビティ
EA500は、10mm径のデュアルマグネティックサーキット&デュアルキャビティドライバーを採用。ダイナミック型ヘッドホンで一般的な「内磁式」「外磁式」の2つの単一磁気回路形式とは異なり、EA500のデュアル磁気回路方式は内磁式と外磁式の両方の磁気回路を備えています。N52マグネットとの組み合わせにより、強力な磁界と驚異的なパフォーマンスを発揮します。ダイナミックレンジとトランジェント能力が大幅に向上し、広い帯域幅と低歪みを実現し、EA500の圧倒的なダイナミック感と臨場感を実現しています。
第4世代DLCコンポジットダイアフラム
EA500のDLC複合振動板は、3種類の異種材料を組み込んだもので、それぞれのパーツを構成するために使用されています。DLCは高剛性、高減衰、軽量が特徴で、高音域の特性を決めるドームとして使用されています。中低音に影響を与えるエッジは弾性複合材料で構築されています。振動板全体で複数のパターン設計と材料含有率テストを行い、湧き上がるような自然な低音、高解像度・高密度の中音、滑らかな高音の伸びを実現しました。
ノズルの脱着が可能な設計、2つのターゲットカーブ
異なるチューニングクロスシステムのノズルを素早く分解し、取り付けることで、ユーザーは異なるチューニングスタイルを変更することができます。長時間の装着でフィルターが詰まった場合、ユーザー自身でフィルターを交換することができ、製品の寿命を延ばし、適応の幅を広げることができる。
ノズル1(レッドシリコンリング)
Hブランド-2016カーブは、非常に普遍的なトレンド志向のチューニングスタイルです。また、業界内のオーディオメーカー各ブランドが広く採用している基本的なターゲットカーブでもあります(これをベースに各ブランドが若干の派生を図っています)。3つの周波数のバランスが良く、位置関係が正確で、音場が正確に復元され、音にふくらみがある。高音のシビレが少なく、様々な音楽ジャンルに適応し、録音の悪いものにも対応する。このチューニングスタイルは、「万能選手」とも言えるでしょう。
ノズル2(ブラックシリコンリング)
SIMGOT-Classicのターゲットカーブは、EN1000とEA2000のチューニングの思想を受け継いでいます。高音の適切なゲイン、第1ピークのわずかな前方シフトにより、正確な定位とクリアな音像を確保した上で、3周波のバランスを保ち、楽器をより美しく、分離をより明確に、そして女性ボーカルをよりクセになるように仕上げています。高音に若干のシビレがあるが、解像度が高く、細部まで表現することができる。SIMGOTは今後もEA500のノズルを開発し、より多くのチューニングスタイルを異なるターゲットカーブで実現する予定です。
オールメタルキャビティと鏡面メッキ加工
高密度合金の溶解・鋳造とCNC精密彫金で加工されたヘッドホンキャビティ。ボディは丈夫で耐久性があります。内面は微妙な凹凸があり、定在波を効果的に抑制し、クリアなサウンドfloor.Complemented by ミラーメッキ技術、イヤホンボディはアートピースのようにエレガントです。
安定性と信頼性の高い銀メッキOFC2ピン着脱式デザイン
EA500には、高品位な0.78mm2ピン着脱式銀メッキOFCケーブルが付属しています。このケーブルは、セパレーションと透明感を効果的に向上させ、サウンドフロアをクリアにし、ボーカルや楽器をより美しく聴かせます。また、着脱式のため、ケーブルのアップグレードが可能で、楽しみも広がります。また、2ピンは耐久性に優れ、長寿命です。
これは注目!ジム・ベアード新作は、何と、メトロポール・オーケストラとの共演盤!!しかも、そのオーケストラのコンダクターにはヴィンス・メンドゥサを迎えているというのだから、興味は高まります。双方のイメージと言えば、ジム・ベアードもヴィンス・メンドゥサもどちらかと言えば、裏方的ともいえましょう。でも裏方にも格があるというもの。ベアードに関して言えば、ブレッカーやマイク・スターン界隈はもちろんのこと、チック・コリアや、ケニー・ギャレット、ビル・フリーゼルらのプロデュース的な役割を果たす経歴も。そして、パット・メセニーの大作シークレット・ストーリーの裏の要の人でもあることで有名。一方、ヴィンス・メンドゥサは、そのブレッカーや、ボブ・ミンツァー、ジョン・スコ、ラルフ・タウナーにアースキンらをフィーチャーしたファースト・アルバムからファンを魅了。最近では、あのジョー・ザヴィヌルの遺作“Brown Street”のアレンジまで、その才能たるもの、光り続けている人。そんな2人が組んでしまったのだから、半端なものは有りえない!のです。
パッケージ(8.5)
パッケージは価格の標準を満たしています。
パッケージ内容
- イヤホン本体
- イヤーピース
- キャリングケース
- 交換用ノズル
- マニュアル類
ビルドクオリティ(9.0)
ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。
装着感(8.5)
装着感は良好です。
コメディの新境地を切り拓く⻤才・涼川りんが描くヤングアニマルで大好評連載中のJCガールズコメディ「あそびあそばせ」が待望のTVアニメ化決定! 日本生まれ日本育ちでまったく英語ができない金髪の美少女・オリヴィア、真面目で知的な雰囲気を漂わせながら英語がまったくできないショートカットの眼鏡っ娘・香純 かすみ、そして明るいけれど、リア充になれないおさげ髪の少女・華子はなこ、3人の女子中学生が作ったのは「遊び人研究会」!? 最高に可愛くて最高に楽しい抱腹絶倒のJCガールズコメディの主題歌を歌うのは「あそ研」の3人! オープニングテーマ「スリピス」は、TVアニメ「ブブキ・ブランキ 星の 巨人」エンディングシングルやTVアニメ「くまみこ」オープニングシングルで楽曲提供している新人作家・タナカ零が自身初の主題歌を提供。 シングルのジャケットは、あそ研3人の水着イラスト!
音質
HATS測定環境
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
- マイクプリアンプ:Type4053
- 小野測器 SR-2210 センサアンプ
- 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
- 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
カプラー測定環境
- Type5050 マイクアンプ電源
- Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
- オーディオインターフェース:MOTU M2
アナライザソフト
- TypeDSSF3-L
- Room EQ Wizard
REW周波数特性
Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。
当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。
周波数特性(RAW)
周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス
測定値は有料記事をご覧ください。
オーディオステータス
制動
SIMGOT EA500はアンプの出力インピーダンスの影響をほとんど受けません。
測定値は有料記事をご覧ください。
ANTELOPE AUDIO(アンテロープオーディオ)は、20年以上に渡りハイエンドのデジタルオーディオクロックやAD/DAコンバーターを手がけるメーカーです。プロフェッショナルが認めるクリスタル・マスタークロックを始めとする独自技術により、完璧なクロッキングを実現。レコーディングスタジオやプロエンジニア、プロミュージシャンはもちろん、オーディオファンからも高い支持を集めています。
音質解説
今回は標準イヤーチップ Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。
SIMGOT EA500はニュートラルを意識したサウンドシグネチャーを持っています。
以下のレビューはよりサウンドバランスの良い黒ノズルを基本とし、カッコ内に赤ノズルの評価値を付記します。
レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。
- 原音忠実度:自由音場補正済み周波数特性に基づく判定値。どれだけフラットスピーカーの音(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実][S+が最も原音忠実]
- 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
- 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
- クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
- イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]
これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。
低域(8.5)
- 原音忠実度:S (S)
- 臨場感:B- (B)
- 深さ:B+ (B+)
- 重み:B+ (B+)
- 太さ:B+ (B+)
- 存在感:B (B)
SIMGOT EA500の低域は比較的深くまで到達していますが、わずかに膨張的です。
バスドラムの音はそれなりに太く重厚感がありますが、底が浅くランブルに欠け、臨場感で物足りません。
また、エレキベースはわずかに明るく聞こえやすく、少し黒さが足りず、広がりでも物足りません。
EA500の低域の存在感は中域とよく釣り合っているため、中域を濁らせることはほとんどありませんが、量的にも質的にも低域好きを満足させることは難しいでしょう。低域は深いところの透明度もやや不足します。
中域(10.5)
- 原音忠実度:S (S-)
- 厚み:B+ (B+)
- 明るさ:B+ (B+)
- 硬さ:B+ (B+)
- 存在感:B (B)
SIMGOT EA500の中域はほぼ完璧にニュートラルでほとんど前面にいます。
透明度はかなり良好で背景と楽器音はよく分離されており、十分にソリッドで構築感にも優れているため、立体感も悪くありません。
解像度も非常に高く、質感は正確で、立体感はほぼ完璧に再現され、音楽の中心部はかなり詳細に聞き取れる感覚があります。
ノズルの違いはほとんど高域のみに影響するため、中域単体への影響は大きくありませんが、赤ノズルのほうが中域の音像がやや大きめのバランスに聞こえやすいでしょう。
黒ノズルではより定位感が正確になり、ディテールも増し、構築感も高まります。
高域(9.5)
- 原音忠実度:B (B+)
- 艶やかさ:B+ (B+)
- 鋭さ:B+ (B+)
- 脆さ:B- (B-)
- 荒さ:C- (C-)
- 繊細さ:C- (C-)
- 存在感:C+ (C+)
SIMGOT EA500の高域は拡張性がやや物足りない以外はかなりよく調整されています。ディテールは十分で、繊細さや空気感もほとんど不足がなく、やや物足りない程度です。
直線性もかなり良好で弦楽や木管の倍音の伸びもかなり自然に聞こえます。
ほとんど欠点がありません。一般に黒ノズルのほうがより定位感に優れますが、拡張性を重視するなら赤ノズルがわずかに有利です。
定位/質感
- 質感の正確性:S+ (S+)
- 定位の正確性:A- (B+)
- オーケストラのテクスチャ:S-
- 雅楽のテクスチャ:S-
定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。
- オーケストラ:Berliner Philharmoniker and Rafael Kubelik「Dvorak: Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World” – IV. Allegro con fuoco」(「Dvorak: The 9 Symphonies」)[リファレンスイヤホン:AKG N5005]
- 雅楽:宮内庁楽部「越天楽」(「雅楽~平安のオーケストラ」)[リファレンスイヤホン:final A3000]
オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。
この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。
SIMGOT EA500は優れた透明度、解像度、定位感、自然な質感、のびやかさのある高域を実現しており、重厚感とスケール感が少し物足りない以外はかなり完璧にフルオーケストラを再現できます。赤ノズルでは前方定位的に、黒ノズルではより原音の定位感に近づいて楽しめます。
雅楽もほとんど不足がなく、篳篥の音や和音をかなり正確に、みずみずしさを伴って美しく表現できます。
音場/クリア感/イメージング
- 音場:B+
- クリア感:A+
- イメージング:A
- 高域:S-
- 中域:A
- 低域:B
深さは標準よりやや物足りず、中域は前面近くにおり、高域の高さは標準かやや物足りません。
クリア感は価格を考えるとかなり優秀で抜群に近いです。
イメージング性能は抜群以上でウルトラハイエンド並みです。
音質総評
- 原音忠実度:S- (S-)
- おすすめ度:S+
- 個人的な好み:S
SIMGOT EA500は1万円程度で手に入るイヤホンですが、価格をはるかに超えた優れた音質を持ち、その水準はほとんどウルトラハイエンドクラスです。10万円以上の機種ですらここまで優れた水準のサウンドを持っているものは現状で数えるほどしかないでしょう。
もちろんそれはEA500が完璧なイヤホンであることを意味しません。低域は少なくとも私の好みの水準の量と深さを持っていませんから、私はKZ製品やOpen Audio Mercury(初期版)のような低域に優れた機種をより好みます。EA500は重厚感で物足りず、私には少し薄っぺらく聞こえる感じがあります。
また、ハイエンドに特徴的なレンジ感という点で、EA500は比較的平凡な水準にとどまっています。中域に音が寄りすぎている感覚がありますね。
近い価格帯に匹敵する相手がいないわけでもありません。EA500は中域の完成度でTinHiFi C2に劣り、Truthear ZEROのほうが多くの人にとってEA500より完璧なサウンドバランスを提供します。
しかし、1万円程度という価格設定を考えると、EA500はとても完成度の高いイヤホンと言え、かなり法外に優れている選択肢の一つと言えるでしょう。Moondrop KATOのような現状最高峰に近い優れた機種に匹敵します。
音質的な特徴
美点
欠点
- 深みに欠ける低域
- 高域の拡張性でわずかに劣る
低歪でクリア
ウルトラハイエンド並みの解像度
優れたサウンドバランス
レコーディングシグネチャー
レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。
レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。
参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition + TOPPING A90を使い、レコーディングにはAntelope Audio Amariを用いています。イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
- マイクプリアンプ:Type4053
- Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
- Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
- オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
- レコーディングソフト:Audacity
ハイエンド音質を求めるホームオーディオユーザーのために、AMÁRI はリファレンスグレードの AD/DA コンバーター、最大 24-bit 384 kHz 変換と DSD 128 をサポート。使いやすいインターフェースと Antelope の代名詞となったクロッキングを提供します。他のオーディオファンコンバータとは異なり、AMÁRI は、ヘッドフォンのメンブレーンウェイト補正として機能する、ご自身で抵抗値を選択できる 2つ のヘッドフォン出力を備えています。
- 8つの DAC を実装した「独自アーキテクチャ構造」を採用、驚異の ダイナミックレンジ 138dB DA 変換を実現
- デュアル ADC 構造 による、リファレンスグレードの ダイナミックレンジ 128dB AD 変換を実現
- 独立した デュアル DAC 構造 を採用した独自のヘッドフォン出力を搭載。(XLR バランス出力も可能)
- ヘッドフォンアンプは 17 Step の可変インピーダンス機能 を搭載、どんなヘッドフォンも完全に制御可能
- Antelope Audio の代名詞、64-bit Acoustically Focused Clocking (AFC) jitter management technology 採用
- 最大 384kHz/24-bit または DSD 128 に対応、ハイレゾや DSD 音源再生機として最高のポテンシャルを発揮
浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)
- 原曲(-23LUFS)
- SIMGOT EA500(赤ノズル)
- SIMGOT EA500(黒ノズル)
Formidable Enemy
- 原曲(-23LUFS)
- SIMGOT EA500(赤ノズル)
- SIMGOT EA500(黒ノズル)
デュアルES9038Q2M搭載DACプリ・ヘッドホンアンプ
最新のUSB DAC Sabaj A10D 2022は、ヘッドホンアンプとしても使用できます。PCM 32bit / 768kHz、DSD512の再生に対応しており、高解像度音源を忠実に再生することが可能です。ボリュームはアナログ式で、スムーズに100段階調節でき、音量のコントロールでも妥協がないように設計されています。Bluetooth 5.0も搭載し、LDAC高音質コーデックを用いたワイヤレスでのオーディオ入力も楽しめます。
2022年版は、アンプの電源部分がアップグレードされ、より大きな容量のコンデンサーが使用されています。これにより、音質とパワーが向上しました。デザインも刷新されて高級感のあるアルミフレームを採用。目でもオーディオファンを楽しませます。
数々の改良が重ねられたSabaj A10D 2022はハイレゾ音源を手軽に楽しめるオーディオファン向けの最新おすすめ製品です。
総評
SIMGOT EA500は非常に低歪で解像度が高く、価格以上の高いクオリティのサウンドを提供できる優れたイヤホンです。質感は正確で定位感にも優れ、ビルドクオリティも優れており、ほとんどのイヤホンを凌駕する音響性能を実現しています。ただし、欠点がないわけではなく、レンジ感は悪くはないですがどちらかというと平凡で、低域は少し物足りないという人も多いでしょう。
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