【完全ワイヤレスイヤホン QCY T17S レビュー】非常に優れたサウンドバランスと高度なカスタマイズ性を備えた、名機T17の上位モデル

【完全ワイヤレスイヤホン QCY T17S レビュー】非常に優れたサウンドバランスと高度なカスタマイズ性を備えた、名機T17の上位モデル 3000円~5000円
QCY T17S

免責事項

  1. このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるためにQCYから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
  2. これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
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QCY T17Sの概要

こんな人におすすめ

  • スタジオチューニングが好き
  • バランスの良いイヤホンがほしい
  • 機能や音質をカスタマイズしたい
  • コストパフォーマンス重視

基本スペック

audio-sound スコア
QCY T17S
QCY T17S

  • パッケージ:7.5/10.0
  • ビルドクオリティ:8.5/10.0
  • 装着感:9.0/10.0
  • 高域:9.0/10.0
  • 中域:10.0/10.0
  • 低域:8.5/10.0
  • 歪みの少なさ:8.0/10.0
  • 通信品質:9.5/10.0
  • コストパフォーマンスボーナス:12.5/10.0

長所と短所

長所

  • 優れたサウンドバランス
  • 完璧に近い質感表現
  • 原音忠実度が高い
  • 透明度の高い中域
  • 繊細
  • 爽やか
  • メタリック
  • 不快な要素の少ない高域
  • カスタマイズ性の高いアプリ
  • 良好な装着感
  • 良好なビルドクオリティ

短所

  • エッジ感に欠ける
  • 構築感に欠ける
  • 輪郭がぼんやりしやすい
  • T17より高域の明瞭度で劣り、全体の解像度が低下している
  • 低域の量と深さで物足りない

QCY T17Sの特徴

  • クアルコムのチップを搭載、Bluetooth V5.2対応
  • 4つのマイクと透明カバーデザインの充電ケース
  • 26時間の長時間再生が可能
  • 軽量・耳かけデザイン
  • 高度なカスタマイズを可能にするQCYアプリをサポート

QCY T17S

QCY T17S

QCY T17S

$49.99

 
 

パッケージ(7.5)

QCY T17S
QCY T17S

QCY T17Sのパッケージは価格の標準を満たしています。

パッケージ内容

  • イヤホン本体
  • 専用充電ケース
  • イヤーピース
  • Type-Cケーブル
  • マニュアルや保証書類
QCY T17S
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【開封動画】QCY T17S

ビルドクオリティ(8.5)

QCY T17S
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QCY T17Sのビルドクオリティは価格の標準を満たします。デザインはおしゃれですね。

QCY T17S
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装着感(9.0)

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耳への収まりもよく、装着感は良好です。

QCY T17S
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接続品質

aptXでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。

人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟んでも音は途切れず、一貫して音楽を聴くことが出来ます。

ホワイトノイズは少しあるかもしれませんが、ほとんど気になりません。

インターフェース/操作方法

操作インターフェースはタッチ式です。

電源ON充電ケースの蓋を開け、イヤホンを取り出す
電源OFF充電ケースにイヤホンを収納する
ペアリングイヤホンを電源ONにしたあと、接続先がない場合は自動でペアリングモード
曲再生多機能ボタンを2回タップ
再生停止多機能ボタンを2回タップ
曲送り右耳側の多機能ボタンを1.5秒長押し
曲戻し左耳側の多機能ボタンを1.5秒長押し
通話応答/終了多機能ボタンを2回タップ
通話拒否多機能ボタンを1.5秒長押し
音声アシスタント起動左耳側の多機能ボタンを3回タップ
ゲームモードON/OFF右耳側の多機能ボタンを3回タップ

アプリ

QCY G1はQCYアプリに対応しており、音質とコントロールを自分好みにカスタマイズすることが可能です。さらにヘッドセットの位置情報を追跡し、ヘッドセットから音を鳴らすことで見つけやすくする検索機能はかなり便利です。

QCYアプリで可能なこと

  • 音質のカスタマイズ
  • コントロールのカスタマイズ
  • 追跡機能
  • ファームウェアアップデート
  • ペアリング解除
  • ファクトリーリセット
  • デバイス情報の確認
QCY T17S
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音質

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • アナライザソフト①:TypeDSSF3-L
  • アナライザソフト②:Room EQ Wizard

REW周波数特性

Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。

当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。

周波数特性(RAW)

QCY T17S Frequency Response (RAW)
QCY T17S Frequency Response (RAW)
QCY T17との比較付き。なお、QCY T17Sの今回の測定値はHATSの測定値に基づき、共振ピークが7.5kHz付近に設定されています。

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

QCY G1

オーディオステータス

QCY T17Sのオーディオステータス
QCY T17Sのオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。

音質解説

今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15とaptXでつないでレビューします。

QCY T17Sのサウンドシグネチャーはかなりニュートラルに近いバランスの良いサウンドを持っており、サウンドバランスは元のQCY T17より改善されています。その意味ではT17の改良版と言えます。しかし、高域で解像度はかなり劣化したために、おそらく多くの人にとってQCY T17のほうが明瞭で高品質な音に聞こえると思われます。


レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

QCY T17S
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低域(8.5)

  • 原音忠実度:S-
  • 臨場感:B
  • 深さ:A-
  • 重み:A-
  • 太さ:B
  • 存在感:B

低域

QCY T17Sの低域は比較的深くまでよく伸びており、レイヤリングは悪くありません。ただ、重低域は少し弱いかもしれませんね。

ドラムキックには十分な重みがあり、インパクトが感じられます。エレキベースも黒さは適度にあり、引き締まりも悪くありません。

モニター的でレイヤリングは比較的良好ですが、量的に少し大人しく、重低域のランブルは少なめで、低域好きを満足させる水準とは言い難いでしょう。

中域(10.0)

  • 原音忠実度:S
  • 厚み:B+
  • 明るさ:B+
  • 硬さ:B+
  • 存在感:B

中域

中域は極めてニュートラルで、ボーカルや楽器の質感は非常に丁寧に表現されます。

鮮明感も十分に高く、中域の明度に対して輝度が僅かに高いバランスに思えますが、よく釣り合っているため、透明度はかなり高く聞こえます。艶やかさが少し強調されており、ギターエッジに光沢感のある鮮やかな色彩感があって、金管や木管にも色気があります。女声ボーカルも明るく朗らかでコケティッシュに聞こえます。T17の欠点であった色彩感の不足が改善されています。

全価格帯の完全ワイヤレスイヤホンを見渡しても、ここまで優れた中域はなかなか聞けないでしょうが、質感はわずかにドライでTinnyに傾いているのが気になるといえば、気になるところです。

高域(9.0)

  • 原音忠実度:C-
  • 艶やかさ:B
  • 鋭さ:B+
  • 脆さ:B-
  • 荒さ:D
  • 繊細さ:C-
  • 存在感:B-

高域

高域も低域や中域とバランスが取れており、サウンドバランスの点では非常によくチューニングされています。

エッジ感はやや控えめで音は少し滑らかすぎ、ツルツルしています。鮮明感が高く、繊細さも十分ですが、解像度はT17より劣化しており、粒度の表現が荒っぽく、音像のピュア度に欠けるため、がさついて聞こえやすくなったのは気になるところです。

歯擦音はかなりうまく抑えており、少しすっきりしすぎる代わりに不快感がほとんどない耳に優しい高域になっています。また、わずかにメタリックに傾いて聞こえる傾向もT17と共通しています。

定位/質感

  • 質感の正確性:S+
  • 定位の正確性:A
  • オーケストラのテクスチャ:A+
  • 雅楽のテクスチャ:A+

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

QCY T17Sは低価格でフルーケストラを満足できるレベルで楽しみたいという欲求をほぼ完全に満たします。人によって足りないのは音圧感で、音量の限界があるために、大音量でフルオケを楽しむ傾向のある人にとっては、スケール感を十分に出せないイヤホンかもしれません。重厚感に欠けるため、音場は明るすぎ、やや軽やかでギラツキ感が強くてドライに聞こえやすいのも気になるものの、価格を考えればほとんど文句の言いようがありません。定位と質感の両面で完璧に近く録音音源を再現します。

雅楽もやや明るすぎて重厚感に欠け、篳篥や和音がわずかにギンギンしてうるさく感じやすいのを除けば、ほとんど完璧に表現します。

音場/クリア感/イメージング

  • 音場:B+
  • クリア感:B+
  • イメージング:B+
    • 高域:B
    • 中域:A-
    • 低域:B-

音場

中域で奥行きが強調されます。深さはわずかに物足りない気がしますが、高さは十分に思えます。

クリア感は価格を考えると標準以上です。

イメージング性能は価格の標準以上です。

 

音質総評

  • 原音忠実度:A+
  • おすすめ度:S-
  • 個人的な好み:A+

音質総評

QCY T17Sはほとんど完璧にオーディオマニアグレードの品質を持っており、低価格ではSoundPEATS Gamer No.1EarFun Air Pro 2などと並ぶ、優れたサウンドバランスを持っています。解像度も十分でオーディオスペック的には価格を超越していますが、高域の解像度が劣るため、T17と聴き比べると、T17のほうがよいと思う人のほうが案外多いかもしれません。

音質的な特徴

美点

  • 優れたサウンドバランス
  • 完璧に近い質感表現
  • 原音忠実度が高い
  • 透明度の高い中域
  • 繊細
  • 爽やか
  • メタリック
  • 不快な要素の少ない高域

欠点

  • エッジ感に欠ける
  • 構築感に欠ける
  • 輪郭がぼんやりしやすい
  • T17より高域の明瞭度で劣り、全体の解像度が低下している
  • 低域の量と深さで物足りない
QCY T17S

完璧に近い質感表現
優れたサウンドバランス
原音忠実度が高い

QCY T17S

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$49.99

 
 

QCY T17S
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HiFiMAN HE-R10 Dynamic Version

初音ミク×ラスカル スペシャルフィギュア サマーフェス

 

【初音ミク×ラスカル】のコラボレーションより、全高約17cmのスペシャルフィギュアが、プライズに登場!

 

ラスカルを腕に乗せて、ミクのかわいらしさがより引き立つ夢のコラボモデルです。

 

 
 
 
 

 

レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはFiiO M15でレコーディングにAntelope Audio Amariを用いています。コーデックはaptXで、イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

¥369,600(税込)

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)

楽曲情報
  • 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
  • アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation

Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. QCY T17S

Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-

楽曲情報
  • 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. QCY T17S

Formidable Enemy

楽曲情報
  • 楽曲名:Formidable Enemy
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
Formidable Enemy
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. QCY T17S

総評

低価格で上位機種並みのカスタマイズ性の高いアプリと高音質を兼ね備えた完全ワイヤレスイヤホンを探しているオーディオ夢想家を笑うことは出来ません。なぜなら、それは目の前に存在するからです。QCY T17S高度なカスタマイズ性を備えた専用アプリと優れたサウンドバランスを持っている、完全ワイヤレスイヤホンの革新的機種です。

QCY T17SがCES2022で「World TechMedia Recommendation」を獲ったというニュースを見て、私はなぜEarFunは獲れなかったのだろうかと思いました。T17は解像度で優れたイヤホンですが、中域が少しよくないのを考えると、耳の肥えた批評家受けするとは思われず、その点ではEarFunのほうが優れたものを作っているはずだと考えていたからです。しかし、T17Sを手に入れた後にすべての謎は氷解しました。たしかにこのイヤホンを最高に近く評価しないのは、権威あるオーディオメディアアワードとしてはありえないでしょう。QCY T17Sは同価格帯のEarFun Free Miniをほぼあらゆる点で打ち負かしているのは確実です。

QCY T17S

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$49.99

 
 
【特集】個人的に気に入っているコスパ最強の中華イヤホンを紹介します[10000円~20000円編]

HiFiGOは、現在購入できるHiFi IEMのトップ5をテストしてリストにまとめることで、あなたを助けようと思います。このリストは、$500以下の価格帯から選ばれています($100以下のベスト、$200以下のベスト、など)。

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QCY T17S

9.2

パッケージ

7.5/10

ビルドクオリティ

8.5/10

装着感

9.0/10

高域

9.0/10

中域

10.0/10

低域

8.5/10

歪みの少なさ

8.0/10

通信品質

9.5/10

コストパフォーマンスボーナス

12.5/10

長所

  • 優れたサウンドバランス
  • 完璧に近い質感表現
  • 原音忠実度が高い
  • 透明度の高い中域
  • 繊細
  • 爽やか
  • メタリック
  • 不快な要素の少ない高域
  • カスタマイズ性の高いアプリ
  • 良好な装着感

短所

  • エッジ感に欠ける
  • 構築感に欠ける
  • 輪郭がぼんやりしやすい
  • T17より高域の明瞭度で劣り、全体の解像度が低下している
  • 低域の量と深さで物足りない

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