【完全ワイヤレスイヤホン MUINE T1 レビュー】優れた質感と定位感。響きの豊かなサウンド。通信品質とANCは優秀

【完全ワイヤレスイヤホン MUINE T1 レビュー】優れた質感と定位感。響きの豊かなサウンド。通信品質とANCは優秀 5000円~10000円
MUINE T1

免責事項

  1. このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるためにMUINEから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
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MUINE T1の概要

こんな人におすすめ

  • 響きの豊かなサウンドが好き
  • 通信品質重視
  • アクティブノイズキャンセリング性能重視
  • コスパ重視

基本スペック

  • 連続/最大再生時間:5h/24h
  • 防水性能:IPX7
  • 対応コーデック:AAC/SBC
  • 技適番号:218-445141
  • 価格帯:5000円~10000円

audio-sound スコア
MUINE T1
MUINE T1

  • パッケージ:7.5/10.0
  • ビルドクオリティ:8.0/10.0
  • 装着感:8.5/10.0
  • 高域:8.0/10.0
  • 中域:9.0/10.0
  • 低域:9.0/10.0
  • 歪みの少なさ:8.5/10.0
  • 通信品質:9.5/10.0
  • アクティブノイズキャンセリング:9.0/10.0
  • コストパフォーマンスボーナス:11.0/10.0

長所と短所

長所

  • 中域への適切なフォーカス
  • 上品でシック
  • 響きが豊か
  • 高級感のあるリッチサウンド
  • 包まれ感がある
  • ウォーム
  • ノスタルジックなサウンド
  • 重厚感がある
  • 優れた質感再現度
  • 優れた定位感
  • ライブ感がある
  • 良好なアクティブノイズキャンセリング
  • 良好な通信品質

短所

  • 高域の拡張性に欠ける
  • ぼんやりして聞こえやすい
  • 籠って聞こえやすい
  • 原音忠実的ではない

MUINE T1の特徴

  • 最新版高性能ワイヤレスイヤホン、抜群のステレオ高音質
  • ANCマルチモードノイズリダクション
  • ENC双マイク通話
  • 最大24時間音楽再生
  • ワイヤレス充電対応
  • 人間工学デザイン
  • IPX7防水

パッケージ(7.5)

MUINE T1
MUINE T1

MUINE T1のパッケージは価格の標準を満たしています。内容はシンプルです。

パッケージ内容

  • イヤホン本体
  • 専用充電ケース
  • イヤーピース
  • Type-Cケーブル
  • マニュアルや保証書類
MUINE T1
MUINE T1
【開封動画】MUINE T1

ビルドクオリティ(8.0)

MUINE T1
MUINE T1

MUINE T1は白磁のような美しいデザインです。

MUINE T1
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MUINE T1
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装着感(8.5)

MUINE T1
MUINE T1

装着感は良好です。

MUINE T1
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MUINE T1
MUINE T1

接続品質

AACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。

人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟んでも接続は安定しており、その後は一貫して音楽を聴くことが出来ました。

バックグラウンドノイズは少しあるかもしれませんが、ほとんど気になりません。

インターフェース/操作方法

操作インターフェースはタッチ式です。

電源ON充電ケースの蓋を開け、イヤホンを取り出す
電源OFF充電ケースにイヤホンを収納する
ペアリング電源ON後、接続先がなければ自動でペアリングモード
曲再生多機能ボタンを1回タップ
再生停止多機能ボタンを1回タップ
通話応答多機能ボタンを1回タップ
通話終了多機能ボタンを1回タップ
通話拒否多機能ボタンを2秒長押し
音声アシスタント起動多機能ボタンを3回タップ
ANCモード/トランスペアレントモード切替多機能ボタンを3秒長押し

アクティブノイズキャンセリング性能

詳細は有料記事に譲りますが、MUINE T1のANC性能は価格帯ではかなり良好なレベルです。EarFun Air Pro 2などと同等水準です。

音質

HATS測定環境

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • 小野測器 SR-2210 センサアンプ
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition

カプラー測定環境

  • Type5050 マイクアンプ電源
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • オーディオインターフェース:MOTU M2

アナライザソフト

  • TypeDSSF3-L
  • Room EQ Wizard

REW周波数特性

Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。

当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。

周波数特性(RAW)

MUINE T1 Frequency Response (RAW)
MUINE T1 Frequency Response (RAW)

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

UGREEN HiTune X6

オーディオステータス

MUINE T1(ノーマルモード)のオーディオステータス
MUINE T1(ノーマルモード)のオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。

音質解説

今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15とSBCでつないで、ANCをOFFにしてレビューします。

MUINE T1は低域寄りのニュートラルサウンドを持っています。中域から高域にかけてかなりニュートラルに忠実なため、優れた質感と定位感を両立させています。ただし低域は若干強めのため、中域はやや奥で聞こえ、透明度は物足りないかもしれません。

ANCモードでは充実感が高まり、中域の透明度はさらに低くなるものの、厚みが出てリッチ感が感じられるようになります。SENNHEISERの高級リスニングモデルのようなサウンドが好きならおすすめできますね。

以下のレビューは基本的にノーマルモードで行いますが、カッコ内にANCモードの評価値も併記します。

レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

MUINE T1
MUINE T1
MUINE T1
MUINE T1
【密閉型ヘッドホン 城下工業 SoundWarrior SW-HP20 レビュー】解像度に優れたリスニングヘッドホン

城下工業 SoundWarrior SW-HP20は高い解像度を実現したリスニングヘッドホンです。

【HiFiGOレビュー】xDuoo LINK2 BAL

音楽的な要素と技術的な要素の明確なバランスは、Link2 BALの最大の強みです。

低域(9.0)

  • 原音忠実度:S(S-)
  • 臨場感:B+(B+)
  • 深さ:A-(A)
  • 重み:A(A)
  • 太さ:A-(A-)
  • 存在感:A-(A-)

低域

低域の重みと深みは十分で、重厚感のあるサウンドを持っています。低域の存在感はやや強めで、中域にわずかに被さり、透明度に影響します。

ANCモードにするとわずかに深みが向上します。

ドラムキックは重量感が十分にあり、インパクトが強めです。エレキベースも太く雄々しく黒々とした男性的なサウンドで十分に重厚感を実現してくれるでしょう。

ランブルはやや物足りず、重低域マニアを満足させるほどではありませんが、それでも大多数の低域マニアを満足させるでしょう。

中域(9.0)

  • 原音忠実度:S-(A+)
  • 厚み:B+(B+)
  • 明るさ:B+(B+)
  • 硬さ:B(B)
  • 存在感:B(B)

中域

中域は低域に対して劣位に置かれているため、やや奥に聞こえやすく、透明度で物足りない可能性はあります。しかし、質感表現は比較的優れており、高域へのつながりも丁寧で、定位感も明瞭です。

ANCモードにすると、中域に厚みが感じられるようになり、低域とのつながりもよくなって、より充実感のあるサウンドが味わえるようになりますが、響きが強くなり、透明度は劣化します。

ボーカルや楽器の質感はかなり自然です。低域が少し響く空間で音楽が聞こえるため、包まれ感があります。

高域(8.0)

  • 原音忠実度:D(D)
  • 艶やかさ:B(B)
  • 鋭さ:B(B)
  • 脆さ:C+(C+)
  • 荒さ:D-(D-)
  • 繊細さ:D(D-)
  • 存在感:C(C)

高域

高域はかなり定位感に優れており、中高域付近は完璧に近いですが、高いところのエネルギーが足りず、拡張性に劣ります。空気感は足りず、閉じており、中域にフォーカスされます。低域とのバランスを考えても釣り合っていません。

一方で、この閉じた高域のおかげで中域は甘く聞こえ、包まれ感のあるノスタルジックな雰囲気が強調されます。ANCモードでは充実感も高まり、リッチサウンドが好きな人にはかなりおすすめできますが、高域好きには向きません。また加齢で高域難聴が進んだ人にもエネルギーが不足しすぎるでしょう。

MUINE T1
MUINE T1

定位/質感

  • 質感の正確性:S-(B+)
  • 定位の正確性:A+(A+)
  • オーケストラのテクスチャ:A
  • 雅楽のテクスチャ:A

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

重厚感があり、ゆったりしたサウンドが好きなら悪くありません。とはいえ、バイオリンは伸び切らず、シンバルクラッシュは暗く聞こえるため、スケール感に欠け、高域のダイナミズムで物足りなさを覚えやすいでしょう。一方で、包まれ感があり、響きが豊かなところはホールの雰囲気に近く、悪くないと思う可能性もあります。私もわりと好みの雰囲気ですね。

篳篥の音は質感が正確ですが、ややおとなしめでぼんやりして聞こえやすく、伸びも足りません。和音はわずかに詰まってギンギンして聞こえますが、聞こえ方が優しいのでうるさい感じはないですね。全体的に少し響いてぼんやりして聞こえる、幽玄な雰囲気があります。これはこれで悪くないでしょう。

音場/クリア感/イメージング

  • 音場:B
  • クリア感:A-
  • イメージング:B+
    • 高域:B+
    • 中域:A-
    • 低域:B

音場

深さは十分で、中域はやや奥に聞こえ、高さで物足りません。

クリア感は価格を考えると優秀な水準です。

イメージング性能は価格の標準以上です。

 

音質総評

  • 原音忠実度:B(B)
  • おすすめ度:B+
  • 個人的な好み:A

音質総評

響きが豊かで、包まれ感のあるリッチサウンドが好きなら悪くありません。質感表現は正確で、定位感も優れており、音楽の骨組みはかなりしっかりしています。低域の響きの中で音楽を楽しむことになるため、低域が強いのが苦手な人には向きません。高域は低域と釣り合いが取れておらず、加齢が進んでいる人にはぼんやり感が強すぎるサウンドに思える可能性があります。

しかし、全体的なオーディオスペックは悪くないので、温かみのあるノスタルジックなサウンドが好きなら、かなりお買い得でしょう。

音質的な特徴

美点

  • 中域への適切なフォーカス
  • 上品でシック
  • 響きが豊か
  • 高級感のあるリッチサウンド
  • 包まれ感がある
  • ウォーム
  • ノスタルジックなサウンド
  • 重厚感がある
  • 優れた質感再現度
  • 優れた定位感
  • ライブ感がある

欠点

  • 高域の拡張性に欠ける
  • ぼんやりして聞こえやすい
  • 籠って聞こえやすい
  • 原音忠実的ではない
MUINE T1

響きが豊かなリッチサウンド
上品でシック
優れた質感と定位感

MUINE T1
MUINE T1

グッドスマイルカンパニー POP UP PARADE 天穂のサクナヒメ サクナヒメ ノンスケール

¥3,900(税込)

 
 
 
 
 
 

レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはFiiO M15でレコーディングにAntelope Audio Amariを用いています。コーデックはSBCで、イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

¥369,600(税込)

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)

楽曲情報
  • 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
  • アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation

Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
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  2. MUINE T1(ノーマル)
  3. MUINE T1(ANC)

Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-

楽曲情報
  • 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック [完全版]
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  1. 原曲(-23LUFS)
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Formidable Enemy

楽曲情報
  • 楽曲名:Formidable Enemy
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
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Formidable Enemy
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  1. 原曲(-23LUFS)
  2. MUINE T1(ノーマル)
  3. MUINE T1(ANC)

総評

MUINE T1は新興メーカーのデビュー作であり、パッケージも豪華とは言えない泡沫製品のように思えます。実際私も最初は全く期待していませんでしたが、耳に入れて音を聞いた途端、かなりレベルの高いチューニングがされていることにすぐに気づきました。

たしかに足りないところは多く、原音忠実度に劣り、万人向きとは言えませんが、中域の質感と定位感の作り込みの良さに隠すことのできない確かな見識を感じます。ときどき勘違いされますが、偶然でよいチューニングはできません。ニュートラルなサウンドバランスというのは長い研究の成果物であり、それを理解していなければ作ることができないものなのです。MUINE T1のチューニング担当者が一定水準の知識を持っていることは明らかです。

アクティブノイズキャンセリングの性能や通信品質も含めた全体的な出来栄えも良く、価格帯で最高の製品とはいいがたいものの、かなり高くお勧めできる製品です。

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MUINE T1

8.8

パッケージ

7.5/10

ビルドクオリティ

8.0/10

装着感

8.5/10

高域

8.0/10

中域

9.0/10

低域

9.0/10

歪みの少なさ

8.5/10

通信品質

9.5/10

アクティブノイズキャンセリング

9.0/10

コストパフォーマンスボーナス

11.0/10

長所

  • 中域への適切なフォーカス
  • 上品でシック
  • 響きが豊か
  • 高級感のあるリッチサウンド
  • 包まれ感がある
  • ウォーム
  • 優れた質感再現度
  • 優れた定位感
  • 良好なANC
  • 良好な通信品質

短所

  • 高域の拡張性に欠ける
  • ぼんやりして聞こえやすい
  • 籠って聞こえやすい
  • 原音忠実的ではない

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