【HiFiGOレビュー】Ovidius B1

10000円～20000円

2022.09.17 2021.06.18

※この記事はHiFiGOから許諾を頂いて翻訳したものです。著作権はHiFiGOにあります。

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パッケージ開封動画
美点
欠点
総評

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Ovidius B1 headphone Amp Review
Author：Andy.EF

DAC Chip: Undisclosed AKM (Custom Quad Channels, IAA)

PCM 24bit – 192khz, SNR: -108dB, Power: Adaptive up to 600Ω, 2.5mm DATA to USB Type-C Male, 3.5mm SE (Microphone: No), Aluminum Chassis

元記事の公開日：2021/06/09
著者：Andy.EF

DACチップ：非公開のAKM（カスタムクワッドチャンネル、IAA
PCM 24bit – 192khz、SNR: -108dB、Power: 最大600Ωまで適応、2.5mm DATA to USB Type-C Male、3.5mm SE (Microphone: No)、アルミニウムシャーシ

パッケージ開封動画

Ovidius B1 Portable Decoding Headphone Amplifier Unboxing

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美点

中性的で自然な空気感のある滑らかな音色、色付けのない音調
コントロールされた躍動感のあるリアルなダイナミクス
全体的に澄んだ透明感のあるリファレンスグレードのコヒーレンス
豊かな質感と輪郭を持つ親密な中音域、生き生きとした男性/女性ボーカル
熟成された繊細さ、深み、拡張性、質感を備えたシルキーで滑らかな高音域
圧倒的な存在感と滑らかな減衰特性を持つ質感豊かな中低音
深みのある豊かな質感のSub-Bassとリアルなディケイ
優れたディテールリトリーブ、マクロとミクロ。リアリスティックなニュアンス
生き生きとしたギター、ピアノ、チェロ、ベースギターの音色。
甘い音色のパーカッション（チャイム、ベル）、リアルなドラムとタップ
広大なサウンドステージ、奥行きと間隔の広さ。
リファレンスグレードのイメージング、シャープな精度と広々とした空間演出
リファレンスグレードのスピードとトランジェントの処理、混雑の心配なし
真っ黒な背景、ゼロのフロアノイズ
どの周波数においても、粗さやエッジの粗さを感じさせない
優れた歯擦音耐性
非常にパワフルなSE出力と圧倒的なドライブ感
DT990 250Ω、Monolith M565c（ボリューム65/100）、Etymotic ER4SR、Shure KSE1500（ラインアウト）との組み合わせで、非常にゴージャスなサウンドを実現しています。

欠点

サブベースの震動がもう少し強くてもいいのでは？
スムーズなダイナミクスは、人によっては、攻撃性に欠け、少しゆったりとした印象を与えるかもしれません。
スーパートランスペアレントなので、録音時の悪い副作用（ノイズなど）が聴き取れます。
ハードウェアボリュームアジャスターなし
専用の2.5mm-USB-Cケーブル（なくさないように！）。
3.5mmシングルエンドオーディオアウトのみ対応

総評

Ovidius B1、この不思議なDAC/Ampには、「リアル」という言葉がぴったりです。全体的な音の再現性は、透明で自然な音を出すことに細心の注意を払っています。技術的に優れているだけでなく、非常に有機的でもあります。このB1は、録音物の性質を明らかにし、どんな欠点も聴き取ることができます。何かをやり過ぎようとする気配はありません。全く色づけされていないのです。滑らかさのレベルはちょうどよく、高域は自然に伸び、低域は熟成された繊細さがにじみ出て、中域は自然に鮮やかで、しかも違和感がありません。何よりも驚いたのは、音の広がりと空気感、音場の広さと適度な深さが、間違いなく最高レベルであるということです。

このOvidius B1の最大の魅力は、完全にニュートラルで色付けされていない完璧なバランスのソースを求めている人にあると思います。これは私にとって大きなプラスであり、個人的にも気に入りました。また、エクストリームメタルの音がとても良かったので、このB1は今では間違いなく私のお気に入りの一つです。

追記：本来ならば100点満点なのですが、弱点に書かれているような欠点も考慮しなければならず、完璧なものはありません。