【完全ワイヤレスイヤホン Edifier X3 To U レビュー】Edifierらしいバランスの良いドンシャリサウンドで音楽を楽しく快適に聞ける

【完全ワイヤレスイヤホン Edifier X3 To U レビュー】Edifierらしいバランスの良いドンシャリサウンドで音楽を楽しく快適に聞ける 3000円~5000円
Edifier X3 To U

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Edifier X3 To Uの概要

こんな人におすすめ

  • 重厚感のあるサウンドが好き
  • バランスの良いサウンドが好き
  • ミニマルでおしゃれなデザインが好き

基本スペック

  • 連続/最大再生時間:6h/24h
  • 防水性能:IP55
  • 対応コーデック:aptX/AAC/SBC
  • 技適番号:215-JCD072
  • 価格帯:3000円~5000円

audio-sound スコア
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U

  • パッケージ:8.5/10.0
  • ビルドクオリティ:8.5/10.0
  • 装着感:9.0/10.0
  • 高域:8.5/10.0
  • 中域:9.5/10.0
  • 低域:9.5/10.0
  • 歪みの少なさ:8.0/10.0
  • 通信品質:8.5/10.0
  • コストパフォーマンスボーナス:11.0/10.0

長所と短所

長所

  • 重厚感のある低域
  • 奥行き感のあるサウンド
  • 鮮明感が高い
  • コントラストが高い
  • バランスが良い
  • 原音忠実度が高い
  • 繊細
  • ミニマルデザイン

短所

  • 暗く聞こえる中域
  • 透明度に欠ける
  • 価格なりの解像度
  • 価格なりのクリア感

Edifier X3 To Uの特徴

  • 【bluetooth5.0&24時間連続再生】通信規格にBluetooth 5.0を採用したことで、音飛びを極限まで抑え、より広く、より早く、より低消費電力、より安定でシームレスな接続を実現しました。イヤホンはフル充電状態で最大6時間の連続再生が可能。通勤通学はもちろん、飛行機や新幹線等の長距離移動でも途中で電源が切れることなく安心して使用できます。
  • 【CVC 8.0ノイズキャンセリング&クリア通話】CVC 8.0ノイズキャンセリング技術を採用し、aptXオーディオに対応しています。音も粒も感じれるほどクリアで、遮音性も高く通話や音楽に集中でき安定、性&バランス感両立する高音質を楽しみいただけます.
  • 【IP55防水&コンパクト】IP55の防水規格で、基本的に汗や雨での使用に耐える防水・防汗性能を備えています。ポケットに入れやすい、持ち運び便利です。
  • 【超便利なタッチ式操作&自動ペアリング&片耳、両耳使用】ワンタッチで音楽再生/一時停止、通話応答/終了/拒否/Siri起動などの操作をすべて実現可能です。充電ケースからを取り出すと、戻りした時も電源がオフされます。一度ペアリングを完了された端末であれば、ケース取り出すだけでBluetooth接続がスムーズに行えます。左右分離型の為、片耳でも両耳でも使用可能です。
  • 【人間工学デザイン&一年安心保障】人間工学に基づいた形状でぴったりとフィットするので、X3 TO U本体が僅か4gなので耳への負担を最小限し、装着していることを忘れてるほどの一体感、移動中も落とす心配がなく使用可能。高級感があり、友達、恋人へのプレゼントとして最も良い商品です。また、製品の保障期間は一年間です。ご安心ください。

パッケージ(8.5)

Edifier X3 To U
Edifier X3 To U

Edifier X3 To Uのパッケージはおしゃれで、贈答用としても悪くありません。

パッケージ内容

  • イヤホン本体
  • 専用充電ケース
  • イヤーピース
  • Type-Cケーブル
  • マニュアルや保証書類
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
【開封動画】Edifier X3 To U

ビルドクオリティ(8.5)

Edifier X3 To U
Edifier X3 To U

Edifier X3 To Uのデザインはミニマルでかわいらしく仕上げられています。

Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U

装着感(9.0)

Edifier X3 To U
Edifier X3 To U

装着感は良好です。

Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U

接続品質

aptXでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。

人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟むと一瞬音は途切れ、その後もやや通信が乱れますが、しばらくすると通信は復帰し、一貫して音楽を聴くことが出来ます。

ホワイトノイズは少しあるかもしれませんが、ほとんど気になりません。

インターフェース/操作方法

操作インターフェースはタッチ式です。

電源ON充電ケースの蓋を開け、イヤホンを取り出す
電源OFF充電ケースにイヤホンを収納する
ペアリングイヤホンを電源ONにしたあと、接続先がない場合は自動でペアリングモード
曲再生多機能ボタンを1回タップ
再生停止多機能ボタンを1回タップ
曲送り多機能ボタンを2回タップ
曲戻し多機能ボタンを3回タップ
通話応答多機能ボタンを1回タップ
通話終了多機能ボタンを1回タップ
音声アシスタント多機能ボタンを2秒長押し

音質

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
  • Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
  • 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
  • アナライザソフト①:TypeDSSF3-L
  • アナライザソフト②:Room EQ Wizard

REW周波数特性

Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。

当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。

周波数特性(RAW)

Edifier X3 To U Champion Frequency Response (RAW)
Edifier X3 To U Frequency Response (RAW)
今回の測定値はHATSの測定値に基づき、共振ピークが7.5kHz付近に設定されています。

周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス

測定値は有料記事をご覧ください。

QCY G1

オーディオステータス

Edifier X3 To Uのオーディオステータス
Edifier X3 To Uのオーディオステータス
※オーディオステータスは周波数特性(自由音場補正済み)から「各要素に関わる周波数帯域の平均値」を算出し、その特性平均値全体の「全体平均値」を求め、「各要素に関わる周波数帯域の平均値」の「全体平均値」からの乖離を数値化したものです。各要素の相対的な強さを表し、独自のオーディオ指標として導入しています。

音質解説

今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15とaptXでつないでレビューします。

Edifier X3 TO U中域がやや暗いV字型のほぼニュートラルなサウンドシグネチャーで非常にバランス良く調整されています。尖りや刺さりがほとんどなく、快適に聞けるリスニングモデルです。

レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。

  • 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
  • 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
  • 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
  • オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
  • クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
  • イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]

これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。

Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
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Edifier X3 To U
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低域(9.5)

  • 原音忠実度:S-
  • 臨場感:B
  • 深さ:A-
  • 重み:A-
  • 太さ:B+
  • 存在感:A-

低域

X3 To Uの低域は聴感上のニュートラルに近く、ほどよく低域が強調されています。

ドラムキックには十分な重みがあり、少し膨張的に大きく聞こえ、インパクトが感じられます。エレキベースは少し明るく聞こえますが、広がりは十分です。

ただし臨場感に関わるランブルなどは弱く、生々しさには今ひとつ欠けるかもしれません。それでも十分に低域好きを満足させられると思われます。

中域(9.5)

  • 原音忠実度:S-
  • 厚み:B
  • 明るさ:B
  • 硬さ:B
  • 存在感:B

中域

中域は全体の中では少し引っ込んだ位置におり、少し暗いですが、質感表現はかなり正確で自然です。

ボーカルや楽器音はみずみずしさに少し欠け、ドライですが、適度に響きが強調されて聞き心地が安定しています。ボーカルはわずかにハスキーですが、子音はエネルギッシュに聞こえるのに、歯擦音やサ行の刺さりはうまく抑えられています。ボーカルはかなり聞き取りやすいですね。

エレキギターはエッジ感が強調されており、かなりかっこよく聞こえます。色彩感だけ少し物足りないかもしれません。グレーに聞こえるダンディなサウンドです。

高域(8.5)

  • 原音忠実度:D+
  • 艶やかさ:B
  • 鋭さ:B+
  • 脆さ:B
  • 荒さ:D
  • 繊細さ:C-
  • 存在感:B+

高域

高域は鮮明感を重視してチューニングされています。

空気感は少し物足りませんが、鮮明感が高く、楽器音や子音ははっきりと聞こえます。それでいて歯擦音やピアース感はうまく抑えられており、低域がしっかりしているので、高域の刺激感が少なめで聴き心地が安定しています。

定位/質感

  • 質感の正確性:S
  • 定位の正確性:B+
  • オーケストラのテクスチャ:A+
  • 雅楽のテクスチャ:A

定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。

オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。

この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。

少し奥行きが強調された、重厚なクラシックを楽しめます。ホールの響きが加わったようなサウンドが好きならきっと気に入るでしょう。ただし中域のみずみずしさはわずかに足りず、ドライに聞こえます。

雅楽も雰囲気が少し暗く、篳篥が遠い感じで聞こえますが、和音の聞き心地もよく、風雅な雰囲気で聞こえます。色彩感だけ少し物足りませんね。

音場/クリア感/イメージング

  • 音場:B+
  • クリア感:B+
  • イメージング:B
    • 高域:B
    • 中域:B+
    • 低域:C+

音場

低域の深さは十分で、中域で奥行きが強調されます。高域の高さはわずかに物足りません。

クリア感は価格の水準を満たしています。

イメージング性能は価格の水準か少し物足りないですね。

 

音質総評

  • 原音忠実度:A
  • おすすめ度:A
  • 個人的な好み:A

音質総評

X3 To Uはかなりバランスの良いニュートラルに近いサウンドを提供します。それはニュートラルより中域が引っ込んでおり、ややダイナミズムが強調されていますが、聴き心地が安定しています。ただし解像度やクリア感は価格なりです。

音質的な特徴

美点

  • 重厚感のある低域
  • 奥行き感のあるサウンド
  • 鮮明感が高い
  • コントラストが高い
  • バランスが良い
  • 原音忠実度が高い
  • 繊細

欠点

  • 暗く聞こえる中域
  • 透明度に欠ける
  • 価格なりの解像度
  • 価格なりのクリア感
Edifier X3 To U

重厚感のある低域
奥行き感のあるサウンド
コントラストが高い

Edifier X3 To U
Edifier X3 To U

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きらりと眩しい笑顔、爽やかな風を感じさせる衣服、白く輝く胸元。元気でにこやか、真夏の太陽のように明るいレムをお迎えしましょう!

 

 

 
 
 
 

 

レコーディングシグネチャー

レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはFiiO M15でレコーディングにAntelope Audio Amariを用いています。コーデックはaptXで、イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。

¥369,600(税込)

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
  • Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
  • オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
  • レコーディングソフト:Audacity

浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)

楽曲情報
  • 楽曲名:浮遊大陸アルジェス -Introduction-
  • アルバム名:Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation

Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008
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Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-

楽曲情報
  • 楽曲名:Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 Evolution オリジナルサウンドトラック
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
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楽曲情報
  • 楽曲名:Formidable Enemy
  • アルバム名:英雄伝説 零の軌跡 スーパーアレンジバージョン
  • Copyright c Nihon Falcom Corporation
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  2. Edifier X3 To U

総評

Edifier X3 To U非常にバランスの取れたV字型サウンドシグネチャーを提供し、音楽を楽しく快適に聞かせてくれます。解像度やクリア感は少し物足りない可能性がありますが、価格帯ではおすすめしやすい機種です。

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Edifier X3 To U

9

パッケージ

8.5/10

ビルドクオリティ

8.5/10

装着感

9.0/10

高域

8.5/10

中域

9.5/10

低域

9.5/10

歪みの少なさ

8.0/10

通信品質

8.5/10

コストパフォーマンスボーナス

11.0/10

長所

  • 重厚感のある低域
  • 奥行き感のあるサウンド
  • 鮮明感が高い
  • コントラストが高い
  • バランスが良い
  • 原音忠実度が高い
  • 繊細
  • ミニマルデザイン

短所

  • 暗く聞こえる中域
  • 透明度に欠ける
  • 価格なりの解像度
  • 価格なりのクリア感

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