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この製品の要点
- ANC性能とヒアスルーに優れる
- 外観はクールでかっこいい
- アプリが高機能だが、UIは改善の余地あり
- 音質面で優れているが、ライバルのLibety Air 2 Proのほうが機能性で勝る
継続的に完全ワイヤレスイヤホンを投入し続ける中華オーディオ界の巨人「Edifier」の出す金字塔モデル「NeoBuds Pro」
中国の音響機器メーカーEdifierは、完全ワイヤレスイヤホンのラインナップを継続的に拡充しています。最近もアクティブノイズキャンセリングとアンビエントサウンドモニターのハイブリッド機能を搭載した「TWS330 NB」「NB2 Pro」や、高効率で知られるQualcommのQCC3040を採用して長時間再生を実現している「Edifier TWS1 PRO」を発売しており、その存在感は衰えることがありません。
スピーカー&アンプメーカーとしての高い技術
Edifierは元々スピーカーコンポーネントやアンプを作ってきた中国のオーディオブランドの中でも息が長いメーカーで、静電型技術で知られる日本の高級オーディオメーカー、STAXの親会社でもあります。アナログオーディオで培った、スピーカーやアンプに対する確かな技術を持っているためか、同社のサウンドチューニングは質が高く、それも人気を後押ししているようです。たとえばEarFunの世界的な大ヒットモデル「EarFun Air Pro」はEdifierによりチューニングされています。
日本市場への最大限のコミットを目指したNeoBuds Pro
「NeoBuds Pro」は、そのハイブリッドANCをさらに進化させ、2011年にSTAXを買収したEdifierならではの、日本市場で高い訴求力を狙ったデザインを採用しています。新製品のNeoBuds Proは、Savitech社のLHDCハイレゾ対応Bluetoothコーデックに対応したカスタムデザインのバイアンプ再生システムにより、ノイズのないリスニング体験を提供することをEdifierは約束しています。
Edifierは刻々と変化する消費者のニーズに対応し、つねに顧客にコストパフォーマンスの良い最高の製品を提供するためにイノベーションを続け、オーディオの技術革新の最前線に立つことを標榜しています。実際にEdifierの過去の製品群は各プライスレンジにおいて上位の評価を受けており、その抱負に恥じない品質を実現していることは事実でしょう。
ハイレゾワイヤレスオーディオ対応と高音質デュアルドライバー構成
Edifier Neobuds Proは、ダイナミックドライバーとKnowlesバランスド・アーマチュアを組み合わせたデュアルドライバー設計と、Edifierが設立メンバーであるHWA(Hi-Res Wireless Audio)連合が推進するLHDC(Low Latency High-Definition Audio Codec)に対応した、市場初のハイレゾ認定のノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンであることをアピールしています。LHDCは、ソニーが開発したLDACコーデックと合わせて、日本オーディオ協会(JAS)が認定するハイレゾ・オーディオ・ワイヤレスのための唯一のBluetooth伝送方式です。
またファームウェアの更新により今後LDACにも対応予定です。
2021年9月現在、LDACやLHDCなどのハイレゾワイヤレスコーデックに対応している完全ワイヤレスイヤホンは稀であり、しかもEdifier NeoBuds Proはその中でも最も低価格でそれを提供する位置にいるため、Edifierが消費者に対し高い訴求力を目指したという言葉に偽りはありません。Edifierは本気でコストパフォーマンスを追求したようです。
最高の音質を最高の環境で実現するためにEfdifierが考えたこと――最高のワイヤレス音質と最高のANC性能のコラボレーション
Edifier NeoBuds Proの開発においては、研究チームが数百ものテストを行い、独自のデザインにたどり着きました。このデザインは、プレミアムオーディオ品質の再生レベルを、コンパクトで先進的なフォームファクターで実現しています。このデザインは、ダイナミックドライバーとアーマチュアドライバーが調和して動作するように、バイアンプとDSPベースのアクティブクロスオーバー技術を組み合わせたもので、ハイレゾリューションオーディオソースが必要とする広い周波数範囲をカバーします。
Neobuds Proがハイレゾ認定を受けるためには、Bluetoothで最大96kHzのサンプリング周波数で24bitの音声を伝送するLHDCコーデックへの対応が不可欠です。これは、LHDCに対応した音源機器(通常はAndroidスマートフォンや専用オーディオプレーヤー)の場合にのみ有効です。これはすでに述べたように、将来的なLDAC対応によって、その対応範囲はもう少し広がる予定です。
しかし、こうして実現されたワイヤレス・ハイレゾリューション・オーディオがいくら高品質であったとしても、様々な条件やノイズの多い環境下では、ユーザーがその高音質を十分に楽しむことができないかもしれません。
そこでEdifierの開発陣はNeobuds Proの先進的なノイズキャンセリングシステムを搭載することを選択しました。よりスマートなアルゴリズムを用いたアクティブノイズキャンセリング性能を追求すると同時に、イヤホン本体のデザインを追求して装着感を高め、パッシブキャンセリング機能を向上させることで、従来のTWS NB2デザインを上回る性能を実現したといいます。Edifierによれば、こうした努力により最終的にNeobuds Proは、過去最高の42dB(業界平均は30dB)のノイズキャンセリング効果が実現されたと謳っています。ユーザーはNeoBuds Proを使用することで、外部の騒音から聴覚を保護しながら、より静かな環境で音楽を楽しむことができるとEdifierは述べています。
温故知新。伝統を受け継ぎ、革新されたデザイン
NeoBuds ProのデザインはNB2シリーズを継承しつつ、よりスポーティなスタイルになっています。Edifierはゲーミングオーディオの分野でも強力な製品群を擁していますが、NeoBuds ProのケースにはゲーミングモデルのようなLEDデザインが採用されており、ペアリング状態をユーザーに知らせるためにインタラクティブに発光します。定評あるNB2のデザインに洗練を加えることで、見た目に対するユーザーエクスペリエンスもEdifier製品史上最高を目指したようです。
実際、このデザインは多くのレビュアーがクールだと素直に称賛するところです。
パッケージ開梱動画
Edifier NeoBuds Proの技術仕様
Edifier NeoBuds Pro
$129
海外レビューまとめ
引用個所については例のごとく適度に超訳です。
Laptop
OUR VERDICT
The Edifier NeoBuds Pro pack stunning sound, awesome ANC and a stylish design. They’re not perfect, but the price makes their faults easy to forgive.
For
- Top-notch sound quality
- Stylish, comfortable design
- Great ANC
- Good battery life
AGAINST
- No auto-pause support
- Limited touch controls
- Weird app layout
- Some Bluetooth breakup issues
評価
Edifier NeoBuds Proは、素晴らしいサウンド、素晴らしいANC、そしてスタイリッシュなデザインを備えています。完璧ではありませんが、価格を考えれば欠点を許すことができます。
長所
- 最高のサウンドクオリティ
- スタイリッシュで快適なデザイン
- 優れたANC
- 優れた駆動時間
短所
- オートポーズ機能なし
- 限られたタッチ操作
- 奇妙なアプリのレイアウト
- Bluetoothの接続品質
デザインはクール
多くのレビュアーと同様、LaptopのレビュアーはEdifier NeoBuds Proの洗練されたデザインを称賛しています。単純にLEDのが点滅するのではなく、動きを伴って発光するところが良いと述べています。
コントロールに制限が多い
Laptopのレビュアーだけでなく、多くのレビュアーが不満を持っているのが、NeoBuds Proのコントロール性の悪さです。まず、コントロールの操作は2回タップ、3回タップばかりでタップ数が多いので即応性に欠け、長押しなどに対応しないことは欠点だと述べています。
実際のところ、NeoBuds Proはコントロールが非常に制限されており、たしかにアプリで機能をカスタマイズすることはできますが、割り当てられる操作は4通りしかありません。他の完全ワイヤレスイヤホンでは可能な幅広い操作を実現することは不可能などころか、操作性は市場に存在する完全ワイヤレスイヤホンでも最低クラスです。
Edifier 25周年モデルの大きな欠点がここにあります。
音質はオーディオファングレードに達している
LaptopのレビュアーはNeoBuds Proの音質に満足しているようです。私の評価でもクラシックモード、ダイナミックモードともに比較的バランスが良く、とくにダイナミックモードは聴覚上のニュートラルサウンドにかなり近づいています。Laptpopのレビュアーが楽曲のあらゆる部分が正確と述べているのも、その音質傾向を考えれば納得ですね。
アプリはAnkerに劣る
LaptopのレビュアーがアプリからEdifierのオンラインストアへのリンクをなくして、もっと画面を効率的に使ったほうがいいと述べていますが、それには完全に同意できますね。AnkerのアプリにUIデザインで劣るというのも、まあ言われてみればそうなのかなとも思います。
ただアプリのデザインは少し独特かもしれませんが、アプリから出荷時状態に戻せたり、タップ感度を調整できたり、イヤホンの電源をOFFにできたり、いろいろできるので、アプリの機能で劣っているわけではないと思います。
digitaltrends
Pros:
- Awesome sound
- Comfortable fit
- Very effective noise cancellation
- Excellent transparency mode
- Good call quality
Cons:
- No wireless charging
- No in-ear detection
- Few phones offer LHDC support
美点
- すばらしいサウンド
- 快適な装着感
- 非常に効果的なノイズキャンセリング
- 優れた透過モード
- 優れた通話品質
欠点
- ワイヤレス充電なし
- インイヤータイプではない
- LHDCに対応している機種が少ない
アプリデザインに不満
digitaltrendsのレビュアーもアプリのストアへのリンクなどに不満を述べていますね。まあ、普通はいらないですし、EdifierアプリのUIに洗練の余地がかなりあることは事実かもしれません。
音質には満足
digitaltrendsのレビュアーもNeobuds Proの音質には満足しています。
代替機種
digitaltrendsのレビュアーは代替機種を紹介しています。
まずAnker Soundcore Liberty Air 2 Pro。ANCとヒアスルーは劣るものの、より優れた操作性と同等クラスの優れた音質、ワイヤレス充電や装着検出などを持ち、機能の大部分でNeoBuds Proに勝ると述べています。アップデートでLDACにも対応しました。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro
¥12,980
次にAmazon Echo Buds(Gen 2)。こちらは日本未発売です。
Youtubeレビュー
この動画レビューでNB2 Proとの外観的な違いが理解でき、NeoBuds Proのデザインがより洗練されているのがよくわかります。
NeoBuds Proの関連記事
IKKO OH1Sに関するさらなる情報は以下の記事を参照して下さい。
まとめ
Edifier NeoBuds Proの音質はメディアレビュアーを十分に満足させており、ANCやヒアスルー、通話品質も高いレベルで実現しているようです。ただ、コントロールオプションや機能性で価格帯最高ではなく、とくにライバルとなるAnker Soundcore Liberty Air 2 Proの存在を忘れることはできないようです。Neobuds Proは外観デザインやANC品質などではライバルを凌駕しますが、Liberty Air 2 ProはNeoBuds Proと同じく高品質ワイヤレスコーデックに対応しており、機能性で勝っています。
Edifier NeoBuds Pro
$129
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