免責事項
- このレビューはCoumiから誠実な品質レビューを読者に伝えるために提供されたサンプルに基づいて書かれています。
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Coumi Freedom Dotsの概要
こんな人におすすめ
- 濃厚感のある音が好き
- 眠たい音が好き
- 夢見心地で音楽を聞きたい
基本スペック
- 連続/最大再生時間:6h/36h
- 防水性能:IPX7
- 対応コーデック:AAC/SBC
- 技適番号:216-154718
- 価格帯:3000円~5000円
- パッケージ:8.0/10.0
- ビルドクオリティ:8.5/10.0
- 装着感:8.5/10.0
- 高域:5.0/10.0
- 中域:8.0/10.0
- 低域:8.0/10.0
- 歪みの少なさ:9.5/10.0
- 通信品質:8.0/10.0
- アクティブノイズキャンセリング:6.0/10.0
長所
- 豊かな力感
- 濃厚感がある
- 甘くノスタルジックなサウンド
- 聴き疲れない
- 奥行きのある音場
- 静寂感がある
- 良好なビルド
短所
- 全体的にぼんやりしている
- ぼわつく
- 篭もりを感じる可能性がある
- 輝度が低く、鈍い音
- マイクロディテールに欠ける
- 鈍重に聞こえやすいリズム
- キレが悪い
- 解像度が低い
- 眠たい音
- 効果的でないANC
Coumi Freedom Dotsの特徴
- ✅ アクティブノイズキャンセリング機能搭載:「ハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング」を搭載、交通機関モードは乗り物のエンジン音を最小限に抑え、屋外モードは車の走行音や風の音を、屋内モードは周囲の会話や足音などの騒音最大35dBを低減します。 ※ノイキャン機能は、乗り物など低い周波数帯域の騒音に対して効果を発揮します。すべての音、人の声が打ち消されるわけではありません。
- ✅ 外部音取り込みモード搭載、周囲起きていることが分かる:外音取り込み機能を搭載、イヤホンを付けたまま、周囲の音を確認しながら音楽を楽しむことができます。駅のアナウンスやカフェ、コンビニ、オフィスで他人の対応のために、音楽を止めなくても相手の話をしっかりと聞き取れることができます。
- ✅ 快適さと装着感をアップ、防水耐汗仕様:シリコーン製イヤーチップを3つのサイズで用意、長時間使用しても快適な着け心地を実現します。IPX7防水規格に対応し、汗や雨をかいても心配なく、音楽をお楽しみいただけます。イヤホンの軸部分にある誤作動防止の感圧センサーを採用、指が乾燥しすぎても、押さえたままにして、問題なく操作できます。
- ✅ 高音質なサウンド、クリアな通話:12.5mmの複合振動板と最新Bluetooth 5.2のチップセットを採用され、より安定な通信とハイレゾ相当の高音質をワイヤレス再生で実現できます。ノイズリダクション機能を搭載した6つのマイクにより、オンライン会議や電話で、周囲の雑音を低減し、相手にあなたの音声をよりクリアに伝えます。
- ✅ 長時間の外出も安心:イヤホン本体が最大6時間、付属の充電ケースを合わせて使うと、最大36時間の音楽再生が可能です(ANCがオフの場合)。長時間にわたる音楽鑑賞やWeb会議、授業などにも十分に対応可能な再生時間を確保できます。USB-C充電規格に対応しています。18ヶ月の安心なサポート付きます。
パッケージ(8.0)
ビルドクオリティ(8.5)
ビルドクオリティは価格を考えると、良好なレベルです。
蓋の表面はマットですが、側面には美しい光沢感があり、白磁のようにきれいです。
装着感(8.5)
Coumi Freedom Dotsの装着感はわりと良好です。軽量で負担感がありません。
接続品質
AACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では標準的な接続品質です。
人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟むと接続が途切れがちになりますが、接続は維持され、音楽再生が継続されました。ただし、時々音飛びや途切れが発生します。
ホワイトノイズはわずかにあるかもしれませんが、おそらくほとんどの人が気になりません。
インターフェース/操作方法
操作インターフェースはタッチ式です。
電源ON | 充電ケースの蓋を開ける |
電源OFF | 充電ケースにイヤホンを収納し蓋を閉じる |
ペアリング | イヤホンを電源ONにしたあと、接続先がない場合は自動でペアリングモード イヤホンをケースに収め、ケースのペアリングボタンを3秒押すと手動でペアリングモード |
リセット方法 | ①イヤホンをケースに収納 ②両方のイヤホンをケースに収め、ケースのリセットボタンを10秒長押し ③LEDが3回点滅したらリセット完了 |
曲再生/停止 | 多機能ボタンを1回タップ |
曲送り | 右耳側の多機能ボタンを2回タップ |
曲戻し | 左耳側の多機能ボタンを2回タップ |
通話応答 | 多機能ボタンを1回タップ |
通話終了 | 多機能ボタンを1回タップ |
通話拒否 | 多機能ボタンを1秒長押し |
ボイスアシスタント起動 | 多機能ボタンを3回タップ |
ANC/ヒアスルー切替 | 多機能ボタンを1秒長押し |
アクティブノイズキャンセリング性能
詳細は有料記事に譲りますが、Coumi Freedom DotsのANC性能は価格帯では平凡です。エアコンの音は少し静かになりますが、同じ価格帯でもよりANC性能に優れた機種はたくさんあります。
音質
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
- Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
- マイクプリアンプ:Type4053
- Type5050 マイクアンプ電源
- 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
- 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- アナライザソフト①:TypeDSSF3-L
- アナライザソフト②:Room EQ Wizard
REW周波数特性
Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。
当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。
周波数特性(RAW)
周波数特性/THD特性/ラウドネスステータスなど
測定値は有料記事をご覧下さい。各モードの周波数特性の違いなど、より詳しい情報が参照できます。
オーディオステータス
音質解説
Coumi Freedom Dotsのサウンドは中低域から低域が強めになっている低域重視のもっさりサウンドです。それでも、低域から中域は比較的聴感上のニュートラルに忠実なので、音像はぼやけるものの、雰囲気は充実感があって悪くないとも言えなくもないですが、膨張的でぼわついて聞こえやすく、どんな音楽もウォームに色付けされすぎて聞こえます。人によっては露骨に不快でしょう。
ANCをONにすると、わずかにサウンドバランスが改善します。
以下のレビューはFiiO M15にSBCでつないでノーマルモードにし、標準イヤーチップLサイズでテストしています。
レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。
- 原音忠実度:自由音場フラットに基づく判定値。どれだけ自由音場フラット(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実]
- 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
- 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
- クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。
低域(8.0)
- 原音忠実度:S-
- 臨場感:A-
- 深さ:A
- 重み:A
- 太さ:A
- 存在感:A-
低域は十分な深さに到達しているとは言えますが、ランブルやサンプは少し物足りません。
太く重厚感があるサウンドで、低域好きを十分に満足させる量があると思いますが、高域と釣り合いが取れておらず、存在感が強すぎです。ブームが少し強く、パンチが効いてますが、膨張的になりやすく、ぼわつきやすい低域です。
これは低域自体に問題があるというよりもそれ以上に高域の不足が影響しているせいなので、よく耳を凝らすと、キックに芯があり、リズムを踏んでいることがわかります。ぼんやりしていて聞き取りづらいですが。
中域(8.0)
- 原音忠実度:S-
- 厚み:A-
- 明るさ:A-
- 硬さ:A-
- 存在感:B
中域もほとんどニュートラルで実際は悪くありませんが、高域の不足に影響されます。
ボーカルは前の方にいますが、ぼんやりしており、鮮明感に欠けるので音像が拡散しており、ニュアンスが聞き取りづらい傾向にあります。それでも軸やボディはニュートラルに近いので、案外しっかりした骨格があり、まっすぐに立っています。よく聞けば悪くない気もしますが、ヴェールが何枚も被せられているような音で精彩に欠けます。
中域の聞こえが悪いので中域が悪いと思いがちですが、これも中域本体の問題と言うよりはやはり高域に起因しています。
高域(5.0)
- 原音忠実度:D
- 艶やかさ:B+
- 鋭さ:B
- 脆さ:C-
- 荒さ:D-
- 繊細さ:D-
- 存在感:D
Coumi Freedom Dotsの最大の問題点です。高域は明らかに存在感が不足しており、低域と釣り合いが取れていません。
とにかくほぼ全てが不足しており、存在感が希薄なために、音楽からディテールと鮮明感を奪ってしまいます。この不足する高域のせいで、音楽の全体はどこかトンネルの中で聞こえているような強い残響感によってぼやけています。とにかく音楽が鈍く聞こえます。
この高域の不足は中域に甘味のある濃厚感を作り出してもいますが、ここまで極端だと、好ましいと思う人はまれでしょう。
定位/質感
- 質感の正確性:A+
- 定位の正確性:C-
- オーケストラのテクスチャ:D
- 雅楽のテクスチャ:D+
定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。
- オーケストラ:Berliner Philharmoniker and Rafael Kubelik「Dvořák: Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World” – IV. Allegro con fuoco」(「Dvorak: The 9 Symphonies」)[リファレンスイヤホン:AKG N5005]
- 雅楽:宮内庁楽部「越天楽」(「雅楽~平安のオーケストラ」)[リファレンスイヤホン:final A3000]
オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。
この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。
奥行き感があり、遠くに音像が定位するのでフルオーケストラはどちらかというと一般席に近いですね。実際のところ、中域の質感は悪くないのですが、ぼんやりしていて精彩を欠き、非常に眠たい音になります。
雅楽もまあ、静寂感のあるサウンドだと肯定的に評価することもできるかもしれませんが、おすすめしませんね。
音場/クリア感
- 音場:A-
- クリア感:A+
奥行きはかなり強調されているので、遠くに定位するように聞こえ、ステージング的な意味での印象的な空間表現の上では広く感じられます。実際にイメージングされる音場は狭いですが。しかし、立体感の表現に劣るので、このステージングは単純に無駄ですね。
よく混乱する人がいますので補足しますと、イメージングの音場(音像範囲)とはディスプレイのサイズ、ステージングの音場とはディスプレイの中に映し出される映像の3D感の強調具合と考えるとわかりやすいでしょう。で、普通に音場という場合、サウンドステージを指すので、ここで評価している音場とはステージングの音場のことを言います。
ところで、サウンドステージの強調とは望遠レンズを使っているようなものと考えればわかりやすく、サウンドステージに強調がある、音場感を持つイヤホンやヘッドホンは音楽に圧縮効果のようなものが加わります。
つまり、サウンドステージの強調が大きい音響機器を使うと、音楽の立体感は増したり変化して聞こえますが、音楽が本来持っているはずの立体感は必然的に強調されただけ失われ、崩れます。これは細部におけるイメージングの悪化に繋がります。したがって優秀なモニターイヤホン(に限らず音響機器)とはサウンドステージを強調しないものが好ましいです。具体的には聴感上のニュートラルを目指すのが良い。私が音響機器自体が音場感を持たないほうが良い(つまり音場評価がBに近いほうが良い)と言っているのはそういう意味です。ただし個別の音楽にはステレオ録音の過程でスピーカーや特定の音場感を持ったモニターヘッドホンなどでモニタリングされて調整された効果が加わっている場合があるので、ニュートラルに近い理想のモニターイヤホンが万能というわけでもありません。
むしろ音源の粗を洗い出すこともあります。そういう曲はスピーカーに近い前方定位感のある音場感を持つイヤホンで聞いたほうが自然に聞こえます。具体的には富田美優「インソムニア・マーメイド」とかですね。この曲では作編曲の園田健太郎さんは明らかに高域の減衰を考慮してボーカルの聞こえ方を調整しているので、スピーカー主体で仕上げてるのかと思ってたら、どうもミキシングはSENNHEISER HD650でやってるらしいです。どうりで子音が尖りがちになってるわけですね。ボーカルの子音の細やかな調整はヘッドホンだとSONY MDR-7506やYAMAHA HPH-MT8あたりでないと難しいところがあります。モニターヘッドホンでもボーカルを正確にモニターできるものは少ないですね。
大型ドライバーのおかげか、クリア感は価格を考えると、優秀です。音量変化による歪みの増減も少なめです。
音質総評
- 原音忠実度:C+
- おすすめ度:D+
- 個人的な好み:B
Coumi Freedom Dotsは価格を考えても音質的にはおすすめする要素がほとんどない、厳しい機種ですね。実際には低域から中域まではよくできているんですが、高域が決定的に不足しています。
個人的にはこういうぼやけた音も案外嫌いじゃないんですが、明らかにやりすぎてるんで、他人に薦めようとは思いませんね。
音質的な特徴
美点
- 豊かな力感
- 濃厚感がある
- 甘くノスタルジックなサウンド
- 聴き疲れない
- 奥行きのある音場
- 静寂感がある
欠点
- 全体的にぼんやりしている
- ぼわつく
- 篭もりを感じる可能性がある
- 輝度が低く、鈍い音
- マイクロディテールに欠ける
- 鈍重に聞こえやすいリズム
- キレが悪い
- 解像度が低い
- 眠たい音
豊かな力感
濃厚感がある
奥行きのある音場
レコーディングシグネチャー
レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。
レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。
参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはAntelope Audio Amariを用いています。コーデックはAACで、イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。
¥369,600(税込)
- SAMREC HATS Type2500RSシステム:HEAD & TORSO、Type4172マイクX2搭載
- 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
- マイクプリアンプ:Type4053
- Type5050 マイクアンプ電源
- Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
- オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
- レコーディングソフト:Audacity
浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)
- 原曲(-23LUFS)
- Coumi Freedom Dots
- Coumi Freedom Dots (ANC)
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
- 原曲(-23LUFS)
- Coumi Freedom Dots
- Coumi Freedom Dots (ANC)
Formidable Enemy
- 原曲(-23LUFS)
- Coumi Freedom Dots
- Coumi Freedom Dots (ANC)
総評
Coumi Freedom DotsはCoumiらしい低域と中域を重視したサウンドを持っていますが、少し極端に調整されています。一般的にディテール感は大幅に不足し、鮮明感も足りないので全体的にぼんやりした眠たい音になります。人によっては露骨に質の悪いサウンドだと思うでしょう。魅力がないわけではなく、ローファイでノスタルジックな味に面白みがないわけではありませんが、味付けが強すぎて人を選びます。また白磁のように美しいデザインでビルドクオリティは悪くないものの、アクティブノイズキャンセリングの性能が低く、あまり実用的ではありません。
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