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Campfire Audio Holoceneの概要
こんな人におすすめ
- ブーミーで力強い音が好き
- シックで上品な音が好き
- Campfire Audioファン
基本スペック
- 周波数特性:5-20000Hz
- インピーダンス:5.4Ω
- 感度:94dB
- コネクタ:mmcx
- 価格帯:50000円~100000円
- パッケージ:8.0/10.0
- ビルドクオリティ:8.5/10.0
- 装着感:8.5/10.0
- 高域:8.0/10.0
- 中域:7.0/10.0
- 低域:8.0/10.0
- 歪みの少なさ:7.0/10.0
長所
- 高い解像度
- シックで上品
- ブーミーでパワフル
- 奥行き感のある音場
短所
- 色彩感に欠ける
- 構築感に欠ける
- 高域の拡張性に欠ける
- 深さで物足りない低域
- キックに対して薄いエレキベース
Campfire Audio Holoceneの特徴
「アンドロメダ」を彷彿とさせる、スピーディーでリッチな高解像度サウンド
「Holocene」は目からも楽しめることをコンセプトとした、これまでとは異なるイヤホンです。所々のパーツに蓄光加工を施し、暗闇の中でCampfire Audioのメーカーロゴやケーブルプラグなどが光り輝きます。音に対して真摯に向き合う姿勢だけでなく、「もっとリラックスしながら心地よく音楽を楽しみたい」という思いをギミックとして込めました。バランスド ・ アーマチュア型ドライバー(BA 型ドライバー)を3基搭載し、フラット寄りでありながらも高域に少しだけアクセントを持たせたサウンドに仕上げました。Campfire Audioを代表するモデル「Andromeda」を彷彿とさせるような、スピード感のあるリッチなサウンドと、音源が持つディテールを逃さない高い解像度を両立させています。
いつかAndromedaを手にしたいと思い描くカスタマーへの、新たな選択肢として
Andromedaは、Campfire Audioを代表するロングセラーモデルとして、世界中のオーディオファンから支持され続けているイヤホンの一つです。Holoceneは、そんなAndromedaにまだ手が届かないというオーディオファンの方々に提案できるイヤホンです。フラット寄りでありながらも特徴として高域に少しだけアクセントを持たせたサウンドチューニングは、Andromedaを彷彿とさせるサウンドです。更に、最新のソリッドボディ設計やチューブレス設計を採用したことで、ノイズレスでより自然で、音源に対して忠実なサウンドに仕上がっています。
音楽の楽しみ方は何も耳だけではない。目からも楽しんで欲しい
イヤホンの世界では時に、音に対して真摯に向き合うあまり、音楽を心地よく楽しむという姿勢を見失うことがあります。例えば薄暗い部屋の中で、目に映る暖色の真空管を眺めながら聴く音楽もまた、一つの楽しみ方だと思います。Holoceneでは、イヤホン筐体のインレイロゴやイヤホンケーブルのコネクタ、プラグ部、そしてイヤホンケースなどの様々なパーツに蓄光加工を施しています。私たちはこのHoloceneに、また違う音楽の楽しみ方を想起させてくれるような、暗闇で光るというギミックを採用しました。
独自のソリッドボディ設計が可能にする正確なサウンドチューニング
Holoceneには従来のイヤホン設計で使用されるクロスオーバーなどの本来の音を変えてしまう要素を一切使用していません。高域と中低域に振り分けられた合計3基のカスタマイズされたシングルタイプのBAドライバーは、一つのコンポーネントによってチューニングされています。Campfire Audioは「Less is more」という哲学の下、パーツの数を少なくしたシンプルかつ美しい設計のほうが、サウンドクオリティが高いと評価しています。そのシンプルな設計を可能にするのが独自開発のソリッドボディ設計です。従来のイヤホン設計において使用される音導管やアコースティックチャンバーなどのパーツを単一のコンポーネントとして設計し、その幾何学性をもった複雑なコンポーネントを3Dプリンターで精密に成型することで、正確なサウンドチューニングを可能にしています。
スタイリッシュなイヤホンケーブルは、 取り回しにもこだわる
Smoky Glow Litz Cableは、純銅銀メッキ導体を採用したツイストデザインのケーブルです。Holoceneに合わせ、MMCXコネクタとプラグの両方にグロー・イン・ザ・ダーク加工を施し、暗闇で光るデザインにより、使っていて楽しくなるようなケーブルに仕上げました。イヤーガイドは、熱処理で癖をつけたスリーブを採用したことで軽量化を図っています。ツイストデザインで編まれたケーブル、縺れにくく、毎日使用していてもストレスがないイヤホンケーブルです。
時代の流れに沿い、自然に配慮した、アップサイクル素材の イヤホンケース
Holoceneに付属する「Epoch SEAQUAL™ YARN Earphone Case」は、プラスチック汚染から海を守る活動をしているSEAQUAL™ INITIATIVEのサポートにより、海洋プラスチックをアップサイクルした素材を使用し作られています。一つ一つ見た目が異なる幾何学図形がポップでカラフルなデザインで、蓄光素材を使用した新開発のジッパーにより、イヤホンを保護するためだけのイヤホンケースではなく、使っていて楽しくなるようなデザインに仕上げました。私たちCampfire Audioは、自然に配慮したモノづくりを目指しており、このジッパーケースはその理念を理解したポルトガルの工房にて、職人の手により生産されています。
そもそもAMDって何?
AMD(エイ・エム・ディ)とは、Advanced Micro Deviced(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)という米国に本社を置く半導体製造会社のことです。
CPU/APUのほか、GPUなどの製造を行っており、世界トップのIntel(インテル)に次ぐCPUシェア率を誇っています。最近では、AMDというと、AMD社が製造するCPUやAPU(GPU内蔵のAMD社製CPU)を指す事が一般的です。
また、AMD最大のメリットは何といってもそのコストパフォーマンスの高さ!安価に高いパフォーマンスを手に入れる事が出来るのだから、価格重視の方は必見のAPUと言えるでしょう。
さらに、APUに内蔵されている「AMD Radeon™ グラフィックス」というGPUの性能が高く、「グラフィックスカードを搭載する程ではないけどグラフィックスも比較的重視したい」という方にもおススメです。
パッケージ(8.0)
パッケージは価格の標準を満たしています。内容物は多岐にわたります。
パッケージ内容
- イヤホン本体
- イヤーピース
- イヤホンカバーポーチ
- キャリングポーチ
- クリーニングツール
- マニュアル類
ビルドクオリティ(9.0)
ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。
装着感(8.5)
装着感は良好です。若干耳当たりは硬いので長時間着けていると少し痛くなるかもしれません。
音質
HATS測定環境
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
- マイクプリアンプ:Type4053
- 小野測器 SR-2210 センサアンプ
- 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
- 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
カプラー測定環境
- Type5050 マイクアンプ電源
- Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
- オーディオインターフェース:MOTU M2
アナライザソフト
- TypeDSSF3-L
- Room EQ Wizard
REW周波数特性
Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。
当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。
周波数特性(RAW)
周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス
測定値は有料記事をご覧ください。
オーディオステータス
制動
Campfire Audio Holoceneはアンプの出力インピーダンスの影響を受けます。
測定値は有料記事をご覧ください。
音質解説
今回は標準イヤーチップ Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。
Campfire Audio Holocaneは逆L字型とでもいうべき中域充実系のサウンドシグネチャーを持っています。
レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。
- 原音忠実度:自由音場補正済み周波数特性に基づく判定値。どれだけフラットスピーカーの音(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実][S+が最も原音忠実]
- 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
- 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
- クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
- イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]
これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。
低域(8.0)
- 原音忠実度:S+
- 臨場感:B+
- 深さ:B+
- 重み:B+
- 太さ:B+
- 存在感:B+
Campfire Audio Holoceneの低域は比較的直線的に伸びていますが、中低域付近がやや膨張的で、深さの感覚にあまり優れていません。
バスドラムは太さはあるものの、重厚感は物足りず、全体的にやや濁って浅く聞こえますね。重さと深さは相対的に抑えめなので軽快にリズムが聞こえますが、引き締まり感には欠けます。
エレキベースも明るめでじんわり明るい音になり、黒さは今一つです。
低域好きを満足させるのは難しいでしょう。
中域(7.0)
- 原音忠実度:A-
- 厚み:A-
- 明るさ:A-
- 硬さ:B
- 存在感:B
Campfire Audio HoloceneはAndromedaの入門モデルという風にCampfire Audioは位置づけているようなんですけど、中域の構造はわりと異なるので、音の印象はかなり違うはずです。
Andromeda 2020に比べて一段地味にしたような中域で、全体的にボサボサして濁って聞こえるところは比較的似ていると言えます。Andromedaの彩度を落としてさらにシックしたような音色で、色づきが悪いのが気になるところです。
モノクロ写真のような渋い感触の音ではあるので、一部の男性的なロックや重厚系の静かなJAZZはカッコよく感じられる可能性はありますが、アイドルポップスのような曲では華やかさに欠けそうですね。たぶんそういう曲はAndromedaで聞くほうが多少はマシだと思います。
一方で、中域に奥行き感があり、Andromedaより没入感は少し高く、ハイエンド機種らしく解像度もなかなかに高いので、映画のサントラなんかはこういう雰囲気で聞くのが好きという人もいるかもしれません。Andromeda同様Campfire Audio製品の中では直線性が高いほうの機種になるため、定位感はわかりやすいです。
高域(8.0)
- 原音忠実度:C-
- 艶やかさ:B-
- 鋭さ:B-
- 脆さ:B-
- 荒さ:D+
- 繊細さ:D+
- 存在感:C
高域は精細感を意識して調整されており、Andromedaより優れたディテール感とわずかに優れた拡張性を提供します。
Andromedaより尖ったところが少なくさらにマイルドでありながら、高いところはより繊細に、のびやかに聞こえるため、高域の全体印象ではより優美になっており、Andromedaより上品なサウンドに聞こえる可能性が高いです。
定位/質感
- 質感の正確性:B-
- 定位の正確性:B+
- オーケストラのテクスチャ:C+
- 雅楽のテクスチャ:C+
定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。
- オーケストラ:Berliner Philharmoniker and Rafael Kubelik「Dvorak: Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World” – IV. Allegro con fuoco」(「Dvorak: The 9 Symphonies」)[リファレンスイヤホン:AKG N5005]
- 雅楽:宮内庁楽部「越天楽」(「雅楽~平安のオーケストラ」)[リファレンスイヤホン:final A3000]
オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。
この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。
定位感は悪くありませんが、ドライで濁りが強く聞こえる中域をどう考えるかですね。あまりオーディオマニア向きとは言えません。これより安い値段ではるかに良い機種はたくさんあります。
全体的に華やかさに欠け、地味に聞こえやすく、みずみずしさに欠け、安っぽい表現になりがちです。
音場/クリア感/イメージング
- 音場:B
- クリア感:B-
- イメージング:A-
- 高域:A+
- 中域:A
- 低域:B-
深さは物足りず、中域で奥行きが強調され、高さは標準的より少し物足りません。
クリア感は価格を考えるとかなり物足りません。
イメージング性能は抜群に近いです。
音質総評
- 原音忠実度:A-
- おすすめ度:C+
- 個人的な好み:C
Campfire Audio HoloceneはAndromeda 2020の兄弟機と言える特徴を備えていることは確かで、地味で色づきの悪い濁った中域、浅くて少し膨張的なブームな低域、Campfire Audio製品にしては悪くない定位感など多くの共通項目を持っているように思えます。
ただし、より彩度の低い中域と、滑らかで聞き心地の良い高域が全体の印象を異なるものとしており、とくに高域はAndromedaより洗練されています。
音質的な特徴
美点
- 高い解像度
- シックで上品
- ブーミーでパワフル
- 奥行き感のある音場
欠点
- 色彩感に欠ける
- 構築感に欠ける
- 高域の拡張性に欠ける
- 深さで物足りない低域
- キックに対して薄いエレキベース
高い解像度
シックで上品
ブーミーでパワフル
レコーディングシグネチャー
レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。
レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。
参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition + TOPPING A90を使い、レコーディングにはAntelope Audio Amariを用いています。イヤーピースは標準イヤーピース Sサイズを使用しています。
¥369,600(税込)
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
- マイクプリアンプ:Type4053
- Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
- Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
- オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
- レコーディングソフト:Audacity
浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)
- 原曲(-23LUFS)
- Campfire Audio Holocene
- Campfire Audio ANDROMEDA 2020
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
- 原曲(-23LUFS)
- Campfire Audio Holocene
- Campfire Audio ANDROMEDA 2020
Formidable Enemy
- 原曲(-23LUFS)
- Campfire Audio Holocene
- Campfire Audio ANDROMEDA 2020
それは卑金属を黄金に変える…
薬として飲む、あるいは力を使えば不老不死を得られる…
あらゆる病とけがを癒す万能薬…
そんな幻のような物を求めて人間はあらゆる手段を用いて
賢者の石を作り出そうとしていた…国々や地域…人によって
異なる方法だったが石の生成に成功する国や人が存在した
賢者の石が生成されれば、病気におびえることもなくなり
生活も豊かになる、何より不老不死になることができる…
そんなことを夢見た人間たちだったが…
人間はそれを戦争の道具として使うことになる
石を持つ国が各国を攻め落とし略奪を行い
石を持たない国が奪いに来ることもあった
そして、その力を使いホムンクルスを生み出す技術を
手に入れた国もあった…ホムンクルスを戦争の道具として使い始めたのだ。
しかし…
これより始まる物語は
とある少女が賢者の石を求めて
異世界を旅する話である…
総評
Campfire Audio Holoceneは彩度の低い落ち着いた中域を持つイヤホンです。Campfire Audio製品のいつもの優れたビルドクオリティは健在で、パッケージも開梱体験こそ豪華ではないものの、内容物はかなり揃っています。その音質はブランドの主張通りいくつかの点でAndromedaに似ていますが、より没入的な中域とAndromedaより伸びやかで優美な高域を備え、サウンドキャラクターは少し異なっています。ほかのCampfire Audio製品と同じく音質に対して割高な価格設定なので、おすすめ度は高くありません。
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