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7Hz x Crinacle Salnotes Diokoの概要
こんな人におすすめ
- スタジオチューニングが好き
- 質感重視
- 定位感重視
- 明るく詳細なサウンドが聴きたい
- バランスの良いイヤホンが欲しい
基本スペック
- 再生周波数:5-40000Hz
- インピーダンス:16Ω
- 感度:106dB
- ピンタイプ:0.78mm 2pin
- 価格帯:10000円~20000円
- パッケージ:8.5/10.0
- ビルドクオリティ:9.0/10.0
- 装着感:7.5/10.0
- 高域:8.5/10.0
- 中域:9.5/10.0
- 低域:8.0/10.0
- 歪みの少なさ:8.5/10.0
長所
- 原音忠実性が高い
- かなり優れた質感
- かなり優れた定位感
- 制動特性に優れる
- 一貫した位相特性
- 音像一貫性が高い
- 低歪
- サウンドバランスが良い
- 優れた外観
- 優れた付属品
短所
- 高域の拡張性で少し物足りない
- 解像度が物足りない
- 表現が薄っぺらくニュアンスに深みのない音
7Hz x Crinacle Salnotes Diokoの特徴
- 【Salnotes Dioko 14.6mm平面インナーイヤーイヤホン】 7HZ Salnotes Diokoイヤホンはハイパフォーマンスと手頃なイヤホンとして、創新的な14.6mmデュアルキャビティ平面駆動ドライバーが7HZ Salnotes Diokoに内蔵されます。この平面駆動ダイヤフラムが再設計のプロセスを経って、有効的な磁気回路とバンド分布を利用して、バランスなサウンドがこのイヤホンで再生できる。平面駆動ドライバーが素早かな反応スピードを持って、優れた解析度と高忠実度のサウンドが再生できる。直径14.6mmのダイヤフラムが有効的に歪み率を下げることができる。
- 【7HZ x Crinacleのチューニング】 インナーイヤー型イヤホンは優れたドライバーを搭載していますが、より良いチューニング技術を用いなければ、ドライバーの良さを十分に発揮することはできません。Crinacleとの共同作業では、周波数帯域全体を通してバランスのとれたサウンドを実現するために包括的なチューニング戦略を活用しました。Salnotes Diokoは、あなたのイヤホンのコレクションに加わる素晴らしい存在となることを確信しています。Diokoの高音と高域の極限は自然で、3つの周波数の音の特性は、平面型ドライバーの特性としっかり一致しています。Diokoのチューニングは、Crinacleの定義する「自然な音」に基づいています。
- 【N55磁石、両面配列】 Salnotes Diokoのドライバーはデュアル面配列の中でトップパフォーマンスのN55磁石を採用します。この強い磁石が弊社で設計された磁気回路構造と組み合わせて、大幅に有効磁束を向上させ、もっと有効的に電流を駆動することができます。Salnotes Diokoの平面駆動ドライバーが優れた感度を持ち、コンパクト、自然とクリアなサウンドを持ってきます。
- 【CNCアルミニウムシェル】 このイヤホンは超軽量と良い耐久性を持ち精密的なCNC加工された航空レベルアルミニウムシェルを採用して、日常に使用してもなんの問題がありません。ユーザーが純粋なHIFI音楽を満喫するため、金属のシェルが有効的に外からの騒音を避けることができます。それだけではなく、シェルの表面にはトップの硬質酸化処理プロセスを経って、より良い耐久性を持っています。
- 【強化ガラスとサファイアコーティングのフェースプレート】 Salnotes Diokoのフェースプレートが強化ガラスマテリアルを採用する、表面にはサファイアコーティングと指紋防止のテクノロジーを採用します。このフェースプレートがよりよい耐食性を持っているとともに、ジュアールに負けない美しさがあります。Salnotes Diokoは4コアLitz構造の銅線と銀メッキ銅線で混合編むケーブルを採用します。Salnotes Diokoのサウンドが明瞭的になるため、ケーブルが216本インディペンデントコーティング糸で作られます。銅線と銀メッキ同線の組み合わせがより良い伝導性を持っています。それと、大容量の収納ケースが付属されて、環境に無害するとより良い実用性があります。
7Hz x Crinacle Salnotes Dioko
$99.00
パッケージ(8.5)
パッケージは価格の標準を満たしています。外箱はシンプルで紙製なので、処分は楽です。
パッケージ内容
- イヤホン本体
- キャリングケース
- イヤーピース
- 説明書
ビルドクオリティ(9.0)
ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。フェイスプレートがとても美しいですね。
装着感(7.5)
装着感は悪くありません。イヤーチップによるところもありますが、個人的には少し固定が悪いと感じました。
7Hz x Crinacle Salnotes Dioko
$99.00
音質
HATS測定環境
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ(HATS内蔵)
- マイクプリアンプ:Type4053
- 小野測器 SR-2210 センサアンプ
- 出力オーディオインターフェース①:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
- 出力オーディオインターフェース②:Antelope Audio Amari
- 入力オーディオインターフェース:RME ADI-2 Pro FS R Black Edition
カプラー測定環境
- Type5050 マイクアンプ電源
- Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ・IEC60318-4準拠)
- オーディオインターフェース:MOTU M2
アナライザソフト
- TypeDSSF3-L
- Room EQ Wizard
REW周波数特性
Type E610A 711イヤーシミュレータ(カプラータイプ)でのREWによる測定値です。測定値はHATSの測定結果と比較校正されていますが、HATSを用いた当サイトの基準としている測定結果とは異なります。測定値は他サイト(主に海外レビューサイト)のレビューとの比較用に掲載しています。
当サイトのレファレンスの測定結果については有料記事を参照してください。
周波数特性(RAW)
周波数特性/THD特性/ラウドネスステータス
測定値は有料記事をご覧ください。
オーディオステータス
制動
7Hz x Crinacle Salnotes Diokoはアンプの出力インピーダンスの影響を全くと言っていいほど受けません。
測定値は有料記事をご覧ください。
音質解説
今回は標準イヤーチップ Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。
この製品は名前の通り著名なレビュアーで、私も大変尊敬している「Crin」が関わっています。7Hz x Crinacle Salnotes Diokoの周波数特性を確認すると、Crinがこのイヤホンのために素晴らしいサウンドバランスのグラフを用意したことが簡単に確認できます。サウンドバランスはフラットよりはニュートラルに近いですが、低域から高域まで全体的によく整っています。
私の評価スキームでもサウンドバランスについては抜群に近い評価値が得られます。Crinの良い仕事を味わうことができるのはとてもわくわくするものです。
レビューの各評価点の判断基準は以下の通りです。
- 原音忠実度:自由音場補正済み周波数特性に基づく判定値。どれだけフラットスピーカーの音(≒録音音源の再現度)に忠実かを表します。音域ごとに標準偏差から自動で算出、判定されています(低域:20Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~20kHz;全体:63Hz~13kHz)[S+が最も原音忠実][S+が最も原音忠実]
- 臨場感/深さ/重み/太さ/厚み/明るさ/硬さ/艶やかさ/鋭さ/脆さ/荒さ/繊細さ/存在感:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、各要素が聴感上ニュートラルからどれだけ強調されて聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[Bが最もニュートラルに近く、S+が最も強調度が高く、D-が最も強調が弱い]
- 質感の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、200Hz~2.5kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- 定位の正確性:自由音場補正値に80phon時の等ラウドネス曲線逆補正をかけた聴感周波数に基づく判定値。一般的に適正音量時、1.5kHz~8kHzがどれだけ聴感上ニュートラルに聞こえるかの期待度を表します。自動算出、判定されています。[S+が最もニュートラルに近い]
- オーケストラのテクスチャ/雅楽のテクスチャ:それぞれのリファレンス音源を用い、各リファレンスイヤホンからの音質差を聴感テストしています。なお、リファレンスイヤホンは参考用であり、S+ほどリファレンスイヤホンに近いというわけではありません。[S+が最も評価が高い]
- クリア感:THD測定値に基づいて決定されています。[S+が最も評価が高い]
- イメージング:C80測定値に基づいて決定されています。(低域:50Hz~200Hz;中域:200Hz~2.5kHz;高域:2.5kHz~10kHz;全体:50Hz~10kHz)[S+が最も評価が高い]
これらの評価値は最終的なスコア算出に影響を与えますが、すべてではありません。
低域(8.0)
- 原音忠実度:S
- 臨場感:B+
- 深さ:B+
- 重み:B+
- 太さ:B
- 存在感:B
サウンドバランスの点ではDIOKOの低域は非常に優秀です。それは引き締まったまま非常に深いところまで到達しており、見通し感が良好です。
しかし、DIOKOの低域は実際には……後述するようにDIOKO自体の解像度に問題があるため、期待した性能を十分に発揮できないと思われます。歪みもかなり少ないにも関わらず、私には……この低域はあまり魅力的に聞こえません。
詳しい説明はここではとりあえず置いておきます。この問題はこのレビューの後半でよりフォーカスして論じられますから、ここでは簡単に指摘するにとどめます。実際に聴けばすぐ納得できる話です。
中域(9.5)
- 原音忠実度:S
- 厚み:B+
- 明るさ:B+
- 硬さ:B+
- 存在感:B
中域はほぼ完全にニュートラルであり、かなり正確な質感表現を実現しています。
中域の解像度は悪くない水準にあるので、低域に比べて中域は精彩に満ちており、透明度が高く、定位感も良好です。
ただし、全体的な解像度の不足によって、この中域の本来の魅力は実際にはだいぶ削がれています。全体的にコントラスト感が足りておらず、表現が平面的で音楽表現に深みがありません。
この点についても後半でより詳しく論じるので、そちらで実際に聴き比べた方が早いでしょう。
高域(8.5)
- 原音忠実度:C-
- 艶やかさ:B
- 鋭さ:B
- 脆さ:B-
- 荒さ:D+
- 繊細さ:C-
- 存在感:C+
高域は拡張性が少し不足していますが、価格帯では十分な水準と言えます。
DIOKOはこの高域に強くフォーカスされる音響構造になっているので、どちらかというとトレブルヘッド(高域好き)向きです。高域はかなりはっきり聞こえ、音楽を繊細な雰囲気で聴かせることに長けています。風通しが良く、さわやかで涼し気なこの高域は私もとても気に入りましたが、空気感が足りてないので、少しメタリックに聞こえやすいのは難点です。
定位/質感
- 質感の正確性:S-
- 定位の正確性:A-
- オーケストラのテクスチャ:B
- 雅楽のテクスチャ:B
定位と質感は以下の音源によって聴感テストされています。また質感についてはそれぞれリファレンスとするイヤホンは以下の通りです。
- オーケストラ:Berliner Philharmoniker and Rafael Kubelik「Dvorak: Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World” – IV. Allegro con fuoco」(「Dvorak: The 9 Symphonies」)[リファレンスイヤホン:AKG N5005]
- 雅楽:宮内庁楽部「越天楽」(「雅楽~平安のオーケストラ」)[リファレンスイヤホン:final A3000]
オーケストラではコンサートマスターと指揮者の位置関係、チェロとバイオリンのバランスを重視しています。雅楽では篳篥の音が最も力強く聞こえること、とくに「塩梅」がきれいに聞こえることを重視しています。
この項目は各言語音の音域に対応し、西洋音楽(および洋楽)が好きな人はオーケストラのテクスチャを、日本の伝統音楽(および邦楽)が好きな人は雅楽のテクスチャを重視すると満足度が高いでしょう。
フルオーケストラを聴くためのイヤホンとして、DIOKOはサウンドバランスの点では非常に優れています。しかし、解像度が低いので、表現の深み、楽器のニュアンスを伝える能力に優れていません。スケール感でもやや物足りないので、あまりおすすめしません。
雅楽も篳篥の音はわりときれいですが、全体的に表現が表層的で薄っぺらく、面白みがありません。
音場/クリア感/イメージング
- 音場:B+
- クリア感:A-
- イメージング:B
- 高域:A
- 中域:B+
- 低域:C
低域の深さは優れており、中域は比較的前面に聞こえ、高域は高さが少し物足りません。
クリア感は価格を考えると優秀です。
イメージング性能は価格を考えると物足りません。
音質総評
- 原音忠実度:A+
- おすすめ度:A-
- 個人的な好み:B
7Hz x Crinacle Salnotes DiokoはサウンドバランスとTHD特性においては優等生の水準にあり、制動特性も優れており、表面的なスペックではハイエンド機種にほとんど勝る、一見非常に優れたイヤホンに見えます。
しかし、解像度が価格の水準すら満たしていないために、それは張り子の虎です。DIOKOはたとえばLETSHUOER S12やJVC HA-AE5Tが見せるようなミラクルを持つイヤホンではありません。
とはいえ、その素晴らしいサウンドバランスを生かすために解像度を改善する方法はないのでしょうか。実はすでに見つけました。レビューはここでひとまず終わりますが、番外編として続けて7Hz x Crinacle Salnotes Diokoの解像度の改善に取り組んでみましょう。
音質的な特徴
美点
- 原音忠実性が高い
- かなり優れた質感
- かなり優れた定位感
- 制動特性に優れる
- 一貫した位相特性
- 音像一貫性が高い
- 低歪
- サウンドバランスが良い
欠点
- 高域の拡張性で少し物足りない
- 解像度が物足りない
- 表現が薄っぺらくニュアンスに深みのない音
原音忠実性が高い
正確な質感と良好なサウンドバランス
低歪でクリーンなサウンド
7Hz x Crinacle Salnotes Dioko
$99.00
番外編:7Hz x Crinacle Salnotes Diokoの解像度の向上法
さて、Diokoの解像度を向上させる手段ですが、非常に簡単でした。それはMoondrop Spring tips 清泉を使うことです。
このイヤーチップは私のお気に入りで、その特性を測定したのですが、それによるとMoondropの主張通り、清泉には一般的なイヤーチップより高い解像度で音を伝達できる特性があることがわかっています。
つまり、これを使うことで多くのイヤホンで解像度の改善効果が得られるわけです。「何言ってんの?」と思うかもしれません。まあ、慌てずに。実際にDIOKOの標準イヤーチップと清泉で録音したものが以下にあるので聞き比べてみてください。上が原曲、真ん中が標準イヤーチップ、下が清泉です。
- 原曲(-23LUFS)
- 7Hz x Crinacle Salnotes Dioko
- 7Hz x Crinacle Salnotes Dioko(SPtips)
どうでしたか?かなり音の印象が違うと思います。これが解像度の差です。ちなみに周波数特性自体はほとんど変化していないので、サウンドバランスはほとんど変わっていません。単純に「音の聞こえ方」が改善されただけです。同じイヤホンで同じ音源を聴いているのに、イヤーチップを変えただけで音の情報量が断然違うのがお判りいただけますか?カメラ用語風に言えば「階調感」が段違いです。
よくDTMの音響機材のレビューで「良い音」を表現するときに「奥行き感がある」って言いますよね。あれ、何を言ってるかというと、解像度の高い音はコントラストや立体感が高まって明瞭に聞こえるので、同じサウンドバランスでも音場の印象が大きくなり、音楽の表現が深まってニュアンスが細かに聞こえるんです。だから良い機材は「奥行き感のある音」を鳴らすって言うんですね。
以下に周波数特性の実際の測定グラフ(赤:清泉、緑:標準イヤーチップ・ピンク)を示しますが、ほぼ変わっていないことがおわかりいただけるでしょう。
私が周波数特性万能主義的な考え方に賛同していない理由は、音楽鑑賞の上では、解像度のほうがより重要ではないかと考えているせいでもあります。私は以前参加したあるWEBカンファレンスで論じられたMark Serridgeの考え方に明確に影響を受けており、オーディオレビュアーは周波数特性をより適切に相対化する必要があると考えています。
そういうわけで、Moondropの宣伝をするわけではありませんが、DIOKOをお買い求めの際は一緒にこのSpring Tipsも買ってみてはどうでしょう。これを使うことで、Crinの作り上げた素晴らしいサウンドバランスの世界にだいぶ近づいて楽しむことができるかもしれません。
レコーディングシグネチャー
レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。
レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。
参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。レコーディングシグネチャーのソースはRME ADI-2 Pro FS R Black Edition
¥369,600(税込)
- SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
- 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
- マイクプリアンプ:Type4053
- Brüel & Kjær 1704 マイクアンプ電源
- Bluetoothトランスミッター:FiiO BTA30
- オーディオインターフェース:Antelope Audio Amari
- レコーディングソフト:Audacity
浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)
- 原曲(-23LUFS)
- 7Hz x Crinacle Salnotes Dioko
- 7Hz x Crinacle Salnotes Dioko(SPtips)
Get Over The Barrier! -EVOLUTION!!-
- 原曲(-23LUFS)
- 7Hz x Crinacle Salnotes Dioko
- 7Hz x Crinacle Salnotes Dioko(SPtips)
Formidable Enemy
- 原曲(-23LUFS)
- 7Hz x Crinacle Salnotes Dioko
- 7Hz x Crinacle Salnotes Dioko(SPtips)
総評
7Hz x Crinacle Salnotes Diokoは優れたサウンドバランスと低歪でクリーンなサウンドを持ち、爽やかで繊細な音を聞かせてくれるイヤホンです。平面駆動型ドライバーを搭載したことによる制動特性や位相特性の良さから来る音像の一貫性の高さも非常に魅力でしょう。残念ながら、解像度の不足は、このイヤホンの音楽表現を皮相で薄っぺらいものにしており、そのことがこのイヤホンをライバルたちからだいぶ隔たった位置に押し下げてしまいますが、それでもこの音を好む人は多いでしょう。
7Hz x Crinacle Salnotes Dioko
$99.00
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